アーセナルやマンチェスター・ユナイテッドらプレミアリーグ勢が熱視線を送り、この夏の移籍市場での獲得を狙っているとされるのが、スポルティングCP所属のスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュだ。
2023年の夏、コヴェントリーからポルトガルに渡った26歳のストライカーは脅威的なペースで ゴールを量産している。加入してからの2シーズンで、101試合に出場すると、96ゴール28アシストを挙げており、ヨーロッパでも屈指の点取り屋に成長した。
海外メディア『Football Transfers』によると、リバプールが稀代のストライカーを巡る争奪戦に加わり、6500万〜7000万ユーロもの評価額を支払う可能性があるようだ。
ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスの退団が内定しており、ディオゴ・ジョッタやルイス・ディアスらも移籍の噂が飛び交っている。特にセンターフォワードは補強が急務と言われており、ニューカッスルFWアレクサンデル・イサクなど長身フォワードへの関心が報じられてきた。
ヌニェスに間しては、ゴール前での決定力が改善されずに、チャンスを外すシーンも多かった。アルネ・スロット政権ではより多くのことを求められた結果、その要求に応えられず、オランダ人指揮官からの信頼は徐々に消えていった。
対峙するセンターバックと競り合いながらも、ボールをキープする。また、ウィンガーや攻撃的ミッドフィルダーらとともに攻撃を活性化しつつも、ゴール前での高い得点力を有するという意味合いでは、ギェケレシュも対象に当てはまる。
一方でアーセナルもまた、得点力に乏しいガブリエウ・ジェズスに代わる新たなストライカーを模索しており、ギョケレスの名が取り沙汰されるのは自然な流れ。昨年から継続的にリンクされており、ミケル・アルテタ監督の戦術にもフィットするとの見方が強い。
はたして、ポルトガルで覚醒するストライカーは、イングランドでの新たなチャレンジに臨むのだろうか…?
