突如として訪れたドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツのリバプール行き。バイエル・レバークーゼンとの交渉も大詰めで、22歳の攻撃的ミッドフィルダーもアンフィールドでのプレーを熱望しており、多くのジャーナリストが “時間の問題” と契約成立が近いことを示唆している。
ブンデスリーガで数多くのゴールとアシストで、シャビ・アロンソ監督とともにチームの勝利に貢献し続けてきた若き逸材だが、現役時代にリバプールでもプレー経験のある元ドイツ代表MFディートマー・ハマンもアンフィールドでの活躍に太鼓判を押した。
「リバプールのファンがフロリアン・ヴィルツに惚れ込む日もそう遠くはないだろう。彼が初めて赤いユニフォームを着るのが待ちきれないよ。」
「たった数週間で、彼はファンの人気者になり、リバプールで偉大なことを成し遂げられるし、それを信じてる。」
Sport Bild
運動量豊富でピッチに全体をカバーしつつも、攻撃時にはペナルティエリアまで侵入しゴールを狙うハンガリー代表MFドミニク・ソボスライとは少し異なり、よりクリエイティビティの高いタイプの “No.10” のプレーヤー。
ドイツ国内ではバイエルン・ミュンヘンMFジャマル・ムシアラとともに、ドイツ代表の未来を担う期待のミッドフィルダーとして認識されている。
リバプールにとっても久しぶりの大型補強となる。1億ユーロ超とも言われる総額だが、トレード要員などを含めるなどで最終的な金額は下がる余地は残されている。
はたして、ドイツ代表MFはアンフィールドで歴史に名を刻み、レジェンドと呼ばれる日は来るのだろか…？