ダルウィン・ヌニェスのリバプール退団が濃厚で、ディオゴ・ジョッタにもアンフィールドを離れる可能性が浮上。さらに、ルイス・ディアスにはサウジアラビアやバルセロナが熱視線を送っており、移籍市場が閉じるまで何が起こっても不思議はない。
特に中東のクラブは、リバプールの決断を揺さぶるだけの資金力を有しており、2027年6月までの契約状況次第では、大金を手にできる最後のチャンスを活かす可能性もある。一方で、バルセロナ移籍しか望んでいないとの報道も出ており、混沌を極めている。
いずれにせよ、もしもコロンビア代表ウィンガーがリバプールを離れる場合、新たなウィンガー確保は避けられない。スペイン紙『Estadio Deportivo』によると、マージーサイドのクラブはレアル・ベティスの若きFWヘスス・ロドリゲスに関心を示しているようだ。
3500万ユーロのリリース条項が設定されているとも報じられるスペインU-21代表のアタッカーに対しては、アストン・ビラやマンチェスター・ユナイテッドらイングランド勢がこぞって視線を向けており、熾烈な争奪戦が待ち受けている。
今シーズンはラ・リーガで21試合2ゴール1アシストを記録。カンファレンスリーグでも8試合でピッチに立ち、1ゴールを奪っており、その才能にはヨーロッパ中のクラブがスカウティングを継続している。
ただし、ディアスの直接的な代役になり得る可能性は低い。まだまだ経験不足感は否めずに、アンフィールドでプレミアリーグ2連覇を狙うクラブにおいて、いきなりレギュラー争いに加わるには能力がまだ足りていない。
まずはプレミアリーグでも中位クラブに移籍し、イングランドサッカーに慣れるのが第一優先。もしくはスペインでのプレーを継続し、自らの成長を続けていくことが大切で、いますぐにプレミア勢のチャンスに飛びつくとも思えない。
はたして、スペインの新たなタレントは今後どのようなキャリアを歩むことになるのだろうか…?
