ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスのリバプール退団まで待ったなしの状況のリバプールは、新たにセンターフォワードを任せられるストライカーを求めている。理想的なターゲットは、ニューカッスルFWアレクサンデル・イサクだが、アイントラハト・フランクフルトFWウーゴ・エキティケもトップターゲットに挙がっている。
しかし、最近になって、ヴィクター・オシムヘンへの関心が噂され始めた。そして、海外メディア『TBR Football』によると、リバプールとマンチェスター・ユナイテッドナイジェリア代表ストライカーの代理人とポジティブな話し合いを行ったようだ。
これまではチェルシーも獲得レースに参加していたが、イプスウィッチ・タウンからイングランドU-21代表FWリアム・デラップ獲得を決めており、26歳のストライカーから手を引いたとも伝えている。
今シーズンは所属するナポリから、レンタル移籍でガラタサライでプレーしていた。国内リーグやヨーロッパリーグを通じて、41試合で37ゴール8アシストを記録。驚異的なペースで得点を決めており、トルコでも実力を発揮した。
ローン終了に伴いイタリアに復帰する。同クラブのオーナー、アウレリオ・デ・ラウレンティス氏との関係が冷え切っているだけに、ナポリでの未来はないため、移籍に向けた報道が加速している。
6300万ポンドのリリース条項が設定されており、ガラタサライも完全移籍に移行を狙っているが、トルコ王者でも簡単に捻出できる金額ではない。資金力的にはプレミアリーグが圧倒的で、リバプールやユナイテッドに軍配があがる。
とはいえ、リバプールがこれ以上どこまでの金額を捻出できるかは未知数。ドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ獲得に大金を投じ、ジェレミー・フリンポンやミロシュ・ケルケズらもチームに迎え入れる予定で、予算がどれほど残っているは知る由もない。
はたして、ナイジェリア代表の点取り屋がアンフィールドに降り立つ日は来るのだろうか…?
