年齢を重ねて、負傷で離脱する期間が増えている印象もあるブラジル代表GKアリソン・ベッカーだが、今シーズンもチームの守護神としてゴール前で君臨。シュートストップだけではなく、後方からの組み立てや正確なフィードなど現代的なGKとして確固たる地位を築いている。
アルネ・スロット監督のもとで、プレミアリーグ連覇を狙うリバプールにおいても主力の立ち位置は変わらない。2番手GKが、クィービーン・ケレハーからギオルギ・ママルダシュヴィリに代わるが、No.1の座を譲る気配はない。
しかし、32歳GKに対してはサウジアラビアが昨夏から関心を抱いている。具体的なオファーも届いたとされるが、アンフィールドでの契約を尊重し、交渉にすら発展しなかった。そして、トルコのガラタサライも熱視線を送り続けている。
独『Sky Sport Germany』フロリアン・プレッテンベルク記者は、トルコのクラブが依然としてリバプールの守護神に関心を持っていると明かしつつも、2027年までの契約を守る形で、彼らからのオファーを拒否したと伝えた。
「ガラタサライは現在も積極的にトップGKを探している。」
「中でもアリソン・ベッカーには数週間前に具体的な問い合わせをしている。しかし、彼はリバプールと2027年まで契約を結んでいるため、これを断った。」
🚨🟡🔴 Galatasaray are still actively searching for a top goalkeeper!
— Florian Plettenberg (@Plettigoal) June 14, 2025
Among others, they have made a concrete enquiry for #Alisson a few weeks ago. However, he declined — he is under contract with FC Liverpool until 2027. #LFC @SkySportDE 🇧🇷 pic.twitter.com/YQETRtKdLo
来シーズンは新加入のジョージア代表GKとの熾烈な競争が見込まれるブラジル人GKだが、そのレベルは未だにプレミアリーグでもトップクラスで衰えを感じない。
また、バレンシアという下位のチームに在籍していたため、強豪クラブのようにボールポゼッションを高めて戦うプレースタイルに慣れていない。ジョージア代表も決してボールを支配するチームではないため、ペナルティエリアを出ての守備対応にも慣れなければならない。
アリソンとママルダシュヴィリとの定位置争いにも気を配りつつ、リバプールでのアリソンの未来にも注目したい…
