プレミアリーグの覇権奪還を目指すリバプールが、今夏の移籍市場で本格的な補強攻勢を仕掛けている。すでに獲得を決めているジェレミー・フリンポンに続き、同じくバイエル・レバークーゼンからフロリアン・ヴィルツ確保も内定させている。
一方、トレント・アレクサンダー=アーノルドとともに、リバプールの強力サイドバックとしてチームを支え続けたスコットランド代表DFアンディ・ロバートソンの衰えが顕著だ。さらに、最近ではアトレティコ・マドリード行きも現実味を帯びており、長期的な後継者確保は避けられない課題だ。
リバプールは何もしていないわけではない。シーズン中からボーンマスのハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズに関心を示しており、この夏を通じて所属クラブとの話し合いが報じられてきた。そして、ついに移籍が実現するかもしれない。
イギリス紙『The i Paper』によれば、ボーンマス所属のハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズ獲得に向けた交渉が「最終局面」に突入し、今週末にも決着する可能性があるようだ。 移籍金はおよそ4000万ポンドから4500万ポンドに達する見込みだと報じた。
当初からアンフィールド移籍を希望する21歳の若き左サイドバックとの交渉は順調。両クラブとも楽観視しており、ケルケズはリバプールと5年契約を結ぶ予定だ。
ロバートソンの去就が不透明な中、レギュラー争いなく定位置を確保する可能性がある。ギリシャ代表DFコスタス・ツィミカスにも退団の噂が燻っており、もしかすると左サイドバックの陣容が様変わりする確率すらある。
リバプール移籍まで秒読みとなっているボーンマスDFに対して、ロバートソンやツィミカスら現有戦力の去就にも注目が集まる…
