アルネ・スロット監督の信頼を得られず、この夏の移籍市場でリバプールを離れることが濃厚なウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェス。この冬にはサウジアラビアからオファーが届き、中東のクラブは依然として関心を弱めていない。
他にも、アトレティコ・マドリードやACミランなどヨーロッパの南部から熱視線が送られている25歳のストライカーだが、イタリアのナポリも強い関心を示すクラブのひとつ。そして、移籍事情に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏は、同クラブが電話を用いて、直接的な接触に踏み切ったと口にした。
「ナポリは電話による接触から、直接的で具体的にダルウィン・ヌニェスとの接触に踏み切った。」
「ナポリは “ダルウィン・ヌニェス” 作戦に取り組んでいる。ダルウィンはナポリのターゲットであり続けているし、(獲得レースに参加している)クラブはナポリだけではない、サウジアラビアとの競争もある。」
「要するに、簡単な作戦ではないが、ナポリはそれに努めている。」
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アンフィールドでは通算143試合で40ゴール26アシストを記録し、戦う姿勢には支持するサポーターも少なくない。とはいえ、不器用なプレースタイルはスロット監督の戦術とマッチしておらず、売却対象になっている。
決して安くない移籍金に対して、資金力に富むサウジアラビアが一歩リードしているかと思いきや、ナポリだけではなく、アトレティコ・マドリードも諦めていない。ヌニェスを巡る争奪戦は日に日に熾烈を極めている。
ヨーロッパ中でまだまだ評価を得るウルグアイ人フォワードは、新たなキャリアをどのクラブでスタートさせることになるのだろうか…?
