シーズン中からリバプール移籍が取り沙汰されてきたボーンマスのハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズ。2024/25シーズンも主力を任されると、プレミアリーグやFAカップを通じて、41試合に出場し、2ゴール6アシストを記録した。
イングランドを代表する左サイドバックに成長し、ボーンマスの好成績にも大きく貢献したハンガリー人ディフェンダーは、アンフィールドでのプレーのみを希望しており、他のクラブとの交渉には耳を傾けていない。
英『Daily Mail』ルイス・スティール記者は、リバプールとボーンマスとの交渉に触れ、6週間前に遡り、リバプールの移籍責任者のリチャード・ヒューズがボーンマスとの良好な関係を武器に突破口を開いたと伝えた。また、当初の4500万ポンドから500万ポンド減額された模様だ。
「リバプールのスポーツ・ディレクター、リチャード・ヒューズは、昨年バイタリティ・スタジアムを去って以来、ボーンマスと強い関係を維持しており、ケルケズ移籍が成立するための突破口は6週間前に作られたと見られている。」
「ボーンマスとサイモン・フランシス移籍チーフは、4500万ポンドの査定額を固持していたが、現在は4000万ポンド程度に若干減額された内容で握手をし、細部だけが完全合意を阻んでいる。」
契約内容の細部を詰める段階で、リバプール移籍まで秒読みとも言われる。ボーンマスを退団することはほぼ確実で、スコットランド代表DFアンディ・ロバートソン、もしくはギリシャ代表DFコスタス・ツィミカスとのポジション争いが待ち受けている。
アルネ・スロット監督とともに新たな時代に突入するリバプールにおいて、ケルケズは左サイドから攻守で輝くことができるだろうか…?
