リバプールの最終ラインに不穏な空気が漂っている。契約期間が来シーズン終了までとなっているフランス代表DFイブラヒマ・コナテとの新契約に向けた話し合いが停滞。レアル・マドリードがフリートランスファーでの獲得を狙っているとも言われ、万が一契約更新が叶わなければ、今夏で売却する可能性も浮上している。
さらに、イングランドU-21代表DFジャレル・クアンサーにはバイエル・レバークーゼン行きが現実味を帯びてきており、センターバック陣容の刷新が求められている。加えて、オランダ代表DFフィルジル・ファンダイクも年齢が上がっており、将来も見据えなければならない。
アヤックスの19歳DFヨレル・ハトなど様々なセンターバックに関心を示すリバプールだが、RBライプツィヒに所属する22歳DFカステロ・ルケバにも注目している。英『Daily Mail』ルイス・スティール記者は何度もスカウトを派遣してきた事実を伝え、目が離せない選手であると語った。
「ライプツィヒのカステロ・ルケバは注目すべき選手かもしれない。リバプールが目を光らせているのは明らかだ。」
「リバプールが今シーズン、RBライプツィヒの試合に何度もスカウトを派遣していると聞いている。リバプールが市場で最高の若手DFを獲得しようとしているという点で、彼も要注目の選手かもしれない。」
「彼らはレニー・ヨロを逃し、ディーン・ホイセンを逃し、ヨレル・ハトやルケバと契約するかもしれない。」
2023年8月、オリンピック・リヨンからブンデスリーガに活躍の場を移したフランス人センターバック。RBライプツィヒでは通算72試合に出場を飾り、今シーズンもハムストリング負傷で途中離脱していたが、国内リーグで18試合にスタメンの座を勝ち取った。
もしもルケバのリバプール加入が現実のものになれば、イブラヒマ・コナテと同じルートで、アンフィールドに降り立つことになる。コナテの去就が不透明な中、新たなフランス代表DFでその穴を埋めるのだろうか…?
