クィービーン・ケレハーをブレントフォードに売却して以来、ジェレミー・フリンポンやフロリアン・ヴィルツ、ミロシュ・ケルケズらの獲得に専念してきたリバプールが、ふたたび選手の売却に近づいている。
バイエル・レバークーゼンからの関心が報じられ、選手もブンデスリーガ行きに前向き。最近は合意まで間近と見られていた中、ついに移籍が成立したようだ。
ファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)は、総額3500万ポンドの取引でクラブ間合意に達し、5年契約でレバークーゼンに移籍すると伝えた。また、契約には買い戻し条項が含まれているが、その詳細については触れていない。
「ジャレル・クアンサー、バイエル・レバークーゼンへ 。初期費用3000万ポンド+アドオン500万ポンドで合意。」
「リバプールはクアンサーに買い戻し条項を設け、将来的な選手獲得を視野に入れている。2030年6月までの契約。」
🚨🔴⚫️ Jarell Quansah to Bayer Leverkusen, here we go! Deal agreed for £30m initial fee plus £5m add-ons.
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) June 22, 2025
𝐄𝐱𝐜𝐥𝐮𝐬𝐢𝐯𝐞 𝐝𝐞𝐭𝐚𝐢𝐥: Liverpool will have a 𝐛𝐮𝐲 𝐛𝐚𝐜𝐤 𝐜𝐥𝐚𝐮𝐬𝐞 for Quansah to keep future control of the player.❗️
Contract until June 2030. ✅🏴 pic.twitter.com/5GEScvp1CH
ユルゲン・クロップ監督の最終シーズンに頭角を現した22歳のセンターバックだが、アルネ・スロット監督を迎えた初年度で信頼を勝ち取るに至らず、フィルジル・ファンダイクやイブラヒマ・コナテに遅れをとった。
28歳DFジョー・ゴメスが怪我してなければ、もっと試合数は減っていたと見られ、プレー時間を確保するためにも移籍を検討していた。
リバプールにとっては最終ラインの選手がひとり抜けるため、新たなセンターバックの確保が必須。アヤックスの19歳DFヨレル・ハトを筆頭に様々なディフェンダーへの関心が報じられており、さらなる補強が実施される可能性も高い。
はたして、22歳のセンターバックはドイツの地で輝けるのか、そしてリバプールはどのような選手に触手を伸ばすのか…?
