アルネ・スロット体制で出番を失いつつあった22歳DFジャレル・クアンサーが、新たな旅に出る。バイエル・レバークーゼンと、3000万ポンドの移籍金に加えて、最大500万ポンドのアドオンを含む取引で合意に達し、選手は5年契約を結ぶ予定。
新たなセンターバック獲得も噂されるリバプールだが、クアンサーを呼び戻すため、買い戻し条項を付随させている。これまでその金額は不透明だったが、ドイツ紙『Billd』によると、マージーサイドに戻すためには、6000万ユーロの支払いが必要となるそうだ。
今後5年間に渡って、イングランドU-21代表DFを再獲得できる機会を保有することになるリバプール。とはいえ、6000万ユーロは比較的高額で、クアンサーの急成長が期待される。ブンデスリーガを代表するセンターバックになれれば、十分に安い金額とも言える。
一方で、買い戻しオプションの存在は、アルネ・スロット監督らの信頼の証。ドイツの地で、確固たる地位を築き、プレー時間を増やせれば伸びるだけのポテンシャルを持っている。年齢もまだ22歳で、一気に飛躍する可能性も否定できない。
はたして、リバプールから離れ、新たなキャリアを歩むことになる未来のイングランド代表DFは、ブンデスリーガで成功を収められるのだろうか…?
