ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスのナポリ行きが現実味を帯びる中、リバプールは新たなセンターフォワード獲得に本腰を入れる。ニューカッスルFWアレクサンデル・イサクやアイントラハト・フランクフルトFWウーゴ・エキティケらが筆頭ターゲットとして挙げられている。
一方で、それ以外にも数多くのストライカーへの関心が噂されている。そのひとりが、スポルティングに所属するスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュ。ポルトガルでの2年間において、脅威的な得点力を発揮し、通算102試合で97ゴール28アシストを記録した。
ポルトガル紙『Correio da Manhã』Filipe António Ferreira記者は、アーセナルやユナイテッドらも関心を示すギェケレシュの動向に触れ、ポルトガルのクラブに対して、移籍にかかる費用感の確認を実施したと報じた。
「ヴィクトル・ギェケレシュは、リバプールが攻撃力強化のために狙っている選手のひとりだ。このスウェーデン人は、イタリアのナポリに向かう元ベンフィカFWダルウィン・ヌニェスの後釜として候補に挙がっている。」
「アーセナル、マンチェスター・ユナイテッドに続き、もうひとつのイングランドの強豪がスポルティングのストライカー獲得争いに参戦している。」
「イギリスのマスコミによると、リバプールはしばらくの間、この選手を追っていたが、ここ数日になって、スポルティングCPと、契約の可能性のある金額を確認するよう、代理人に指示を出した。」
圧倒的なゴール率は魅力的だが、27歳と年齢が少し高い。また、アルネ・スロット監督の求めるような流動性の高いサッカーに適応できる器用なタイプというよりも、純粋にゴールに向かうストライカーとの印象が強い。
噂される移籍金も高額で、エキティケら他のターゲットに白羽の矢を立てる未来の方が描きやすい。はたして、スウェーデン人フォワードは今夏、プレミアリーグにステップアップを果たすのだろうか…？