フラム時代に次世代を担うタレントとして注目され、リバプールに移籍してからもトップチームに帯同。ブラックバーンでのレンタル移籍で飛躍を遂げると、翌シーズンからは右ウィンガーではなく、ミッドフィルダーに転向した。
ピッチに立てば、攻撃的のセンスを披露し、何度もチャンスメイクしつつ、自らゴールを狙う22歳のミッドフィルダーだが、ユルゲン・クロップ政権でレギュラーを射止めるに至らず、アルネ・スロット体制ではプレー時間がさらに減少してしまった。
イングランドU-21代表での大活躍とは裏腹に、アンフィールドから離れる確率が高まっている。ドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ獲得で中盤の枚数はさらに増えており。複数の関心が寄せられる若き攻撃的ミッドフィルダーは今夏、新天地を求める可能性は高い。
マンチェスター・ユナイテッドやトッテナム・ホットスパーなどでスカウトを歴任してきたミック・ブラウン氏は、エリオットが持つ能力を評価しており、プレミアリーグのどのクラブでも戦力になれると発言。ブライトンは予算も残っており、元フラムMFにとっては良いオプションになるとも付け加えた。
「ハーヴェイ・エリオットは、非常に優れたタイプの選手だ。」
「彼がどこに行こうとも、クリエイティブなミッドフィルダーとして使うのか、それともワイドな右サイドから中に入ってくるのか、決めなければならない。」
「ボールを受けてプレーするのが好きで、クリエイティブなプレーができ、パスを出してゴールを決めることができる。」
「プレミアリーグのチームにとって、彼が戦力になるのは間違いないだろうし、興味を持っているチームもいくつかある。」
「ブライトンには良いタレントが揃っているが、彼らはそれをさらに増やしたいと考えている。」
「ブライトンにはまだ発展途上の選手もいるが、他の選手を失うリスクもあり、どの方向に進むか橋渡しをしているところだ。」
「エリオットのようなタレントを獲得することで、後戻りを防ぎたいのだろう。」
「しかし、クラブは使えるお金を持っているし、ジョアン・ペドロのような選手を売却するのであれば、さらに多くのお金を手にすることになるだろう。」
「私は、4000万ポンドほどかかると聞いているが、ブライトンはその金額を支払っても大丈夫だと思う。」
Football Insider