28歳GKフレディ・ウッドマンが、プレストン・ノースエンドからリバプールにフリー加入へ

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28歳GKフレディ・ウッドマンが、プレストン・ノースエンドからリバプールにフリー加入へ 移籍

リバプールがゴールキーパー陣の強化に向けて積極的な動きを見せている。その一環として、プレストン・ノースエンドを6月末で退団するフレディ・ウッドマンをフリーで獲得することが決定的となったと、英『The Athletic』が報じた。

アリソン・ベッカー、ジョルジ・ママダシュビリに続く第3の選択肢として、経験豊富な新戦力が加わることで、来季の過密日程にも対応できる層の厚さを手に入れる。

プレストンでは2022年から正守護神を務め、チャンピオンシップで138試合に出場。昨季も公式戦44試合に出場するなど、安定感のあるパフォーマンスを維持していた。かつてニューカッスル・ユナイテッドに所属し、スウォンジーやアバディーンなど複数クラブを渡り歩いた経歴を持つ28歳は、イングランドU-21代表でもプレーした実績があり、トップレベルの経験値を備えている。

今回の加入は、クラブにとってコスト面でも魅力的な補強と言える。フリー移籍のため移籍金は発生せず、さらにイングランド育成選手(ホームグロウン)として登録可能な点も見逃せない。

GK陣に関しては、この夏に大きな入れ替えが進行中だ。長らくアリソンの控えを務めたクィービーン・ケレハーが、ブレントフォードへ最大1800万ポンドでの移籍に合意。さらにヴィテツラフ・ヤロシュはオランダの名門アヤックスにローン移籍が決定。若手GKハーヴェイ・デイヴィスもクローリー・タウンへとレンタルされた。

クラブは昨夏からGK陣の強化に動いており、新たな第2GKとしてママダシュビリを確保済み。2900万ポンドの移籍金でバレンシアと契約合意に達し、7月1日付で正式に加入する予定となっている。そして、彼らを支える第3GKとして白羽の矢が立ったのがウッドマンだ。

さらに今月初めには、ハンガリーのプシュカシュ・アカデーミアから20歳のハンガリー人GKアルミン・ペチが150万ポンドで加入しており、将来を見据えた投資も進んでいる。これにより、リバプールのGK陣はアリソンという絶対的守護神の下に、経験と将来性を併せ持つ選手が揃うバランスの取れた布陣が形成された。

ホームグロウン枠を埋めつつも、経験豊富な立場から緊急時にはピッチに立つ難しい役割を担うことになったウッドマン。 若手GKペチがレンタルに出される可能性もある中、プレミアリーグやチャンピオンズリーグの規定に合わせて、ほとんど出番のない第3GKでひと枠を補いたい構えだ。

移籍
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