「我々も同様に落胆した」リバプールの会長が、今夏で退団したトレント・アレクサンダー=アーノルドに思いを馳せる!

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「我々も同様に落胆した」リバプールの会長が、今夏で退団したトレント・アレクサンダー=アーノルドに思いを馳せる! 移籍

幼少期からリバプールのアカデミーで成長し、ユルゲン・クロップ監督のもとでトップチームのレギュラーに定着したトレント・アレクサンダー=アーノルド。守備対応には課題を残すものの、後方から繰り出される異次元のパスは、観客を魅了する。

イングランド代表でも数多くの試合に出場してきた26歳の右サイドバックは、この夏に大きな決断を下した。リバプールとの契約更新を拒否し、レアル・マドリードでの新たなチャレンジに歩みを進め、地元クラブから旅立った。

今回の決断に対して、サポーターの感情は様々。これまで功績を称えて、快く送り出す人もいれば、裏切りと認識しブーイングを送る人もいる。個々人の感情を推し量ることは難しいが、それぞれの思いを持つことは悪いことではない。

リバプールのトム・ワーナー会長は、アレクサンダー=アーノルドの決断について言及し、サポーターの失望も理解できると発言。クラブ側も落胆したとも明かしつつも、これまでの活躍ぶりに、新天地での成功を願っていると言葉を残した。

「彼は7歳の時、アカデミーに在籍していた幼い頃の写真を見せてくれたが、私は彼がしてきたすべてのことに好意を持っている。彼にとって移籍の時が来たし、私たちも彼の後任を探す時が来たのだ。」 

「我々は彼の幸せを願っているし、失望したサポーターの感情も理解している。我々も同様に落胆したが、それは彼との素晴らしい思い出に覆い隠されている。」

「バルセロナ戦での4点目を決めたパス、コーナーキックは忘れられない。あれはまさに天才的な仕事だったし、サッカーファンとして、彼のアシストの数々を見ていると、30数ヤードのボールを特定のポイントにパスし、ゴールを生み出すやり方は、レアル・マドリードが大喜びするのも無理はない。」

Liverpool Echo

シャビ・アロンソ新監督とともに、レアル・マドリードで戦うことになる26歳のディフェンダー。バイエル・レバークーゼンでは5バックを採用していたことから、右ウイングバックでの起用も噂されたが、クラブ・ワールドカップでは純然たる右サイドバックとしてプレーしている。

しかし、先日のRBライプツィヒ戦ではスリーバックが採用され、右サイドで守備負担の少ない役割を与えられており、新シーズンに向けて試行錯誤が進められることだろう。

一方、リバプールは地元のスター選手の退団を忘れさせるほどの大型補強を実施中。ジェレミー・フリンポンが直接的な後継者候補として加入し、他にもフロリアン。ヴィルツやミロシュ・ケルケズといった将来有望な若手選手をチームに迎え入れた。

アルネ・スロット監督とともに新たな時代に突き進むリバプールだが、アレクサンダー=アーノルド “ショック” を物ともしない好成績を収められるだろう…!?

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