ユルゲン・クロップ監督からアルネ・スロット監督に時代が移ったリバプールにおいて、前線で欠かせない存在となっているのが、コロンビア代表FWルイス・ディアス。昨季は左ウイングだけではなく、センターフォワードとしても起用され、50試合で17ゴール8アシストを挙げた。
しかし、同選手はシーズン中からアンフィールド退団が噂されている。バルセロナを筆頭に、パリ・サンジェルマンらヨーロッパ勢に加えて、サウジアラビアからも熱視線を向けられており、この夏の移籍市場においても去就が慌ただしくなっている。
リバプールとの契約は残り2年となっているが、まだ契約更新に向けた交渉は始まっていない。ただし、バルセロナからの問い合わせに対しては “ノー” を突きつけており、スペイン行きは無くなったものの、中東のクラブは依然として関心を示し続けている。
ベン・ジェイコブス氏(スポーツジャーナリスト)は自身X(旧Twitter)に投稿し、ディアスを獲得するために、アル・ナスルが8500万ユーロを超えるオファーを用意していると伝えた。一方で、他のオプションも複数検討されているとも報じた。
「ルイス・ディアスは、リバプールがバルセロナに売り物ではないと伝えた後も、アル・ナスルの左サイドのトップ・ターゲットであり続けている。」
「アル・ナスルは8500万ユーロ以上のオファーを準備している。ディアスはバルセロナに前向きだったが、中東を行き考慮するかどうかはまだ不明な状況。」
「アル・ナスルには他にもいくつかの選択肢があり、これからジョルジェ・ジェズス次期監督と話し合うことになる。」
「三苫薫は1月のアプローチ以来、ターゲットであることに変わりはない。」
「ガブリエル・マルティネッリも別のオプションとして検討されている。」
「この夏、サウジアラビアのいくつかのクラブが左サイドをターゲットにしている。ジェイドン・サンチョとアレハンドロ・ガルナチョには複数のアプローチがある。」
「アル・イテファクは2024年夏にサンチョに問い合わせたが、提案された義務付きレンタルの費用が高すぎたため、サンチョは当時、加入の意思を示さなかった。」
「ガルナチョはプレミアリーグに残ることを最優先にしている。」
Luis Diaz remains Al-Nassr's top left-wing target, even after Liverpool told Barcelona he is not for sale.
— Ben Jacobs (@JacobsBen) June 28, 2025
Nassr prepared to offer in excess of €85m. Diaz was open to Barcelona, but still unclear if he'll consider Saudi.
Nassr have several other options they will now discuss… pic.twitter.com/n9wTlbnLDs
