シーズンを通して、バルセロナから熱視線が送られていたコロンビア代表FWルイス・ディアスは、今夏の移籍市場が開いてもなおリバプール退団の噂が頻繁に報じられている。サウジアラビアからの関心に加えて、バイエルン・ミュンヘンも候補者リストに追加した。
同じくリバプールのオランダ代表FWコーディ・ガクポにも注目するドイツ王者は、コロンビア人ウィンガーに対して接触を図った。
ベン・ジェイコブス氏(スポーツジャーナリスト)によると、リバプールはミュンヘンからの提案を拒否し、バルセロナ同様に売却対象ではないと明確なスタンスを示したようだ。なお、来季に向けた重要な戦力として位置付けているとも付け加えた。
「リバプールは、バイエルン・ミュンヘンによるルイス・ディアス獲得の試みを正式に拒否した。」
「バイエルンのマックス・エベールは、リバプールが話し合いに応じる意向も意思もないことを伝えられ、昨夜の接触を受け、直ちに連絡を打ち切った。」
「リバプールがこのような姿勢を示すのは、 今夏のの移籍市場の初期にバルセロナに同じメッセージを発したのに続き、2度目となる。」
「リバプールはディアスのオファーに応じるつもりはない。コロンビア人は売り物ではないという明確なメッセージを送っている。」
「アル・ナスルはディアスをトップウインガーのターゲットと見ているにもかかわらず、まだリバプールにアプローチしていない。リバプールが断固として一貫した非売品の立場を考え直すには、今、とんでもないオファーが必要だろう。」
「リバプールの幹部は、ディアスに対するスタンスの中で、チームのパフォーマンスを優先しており、彼の貢献が来シーズンに重要であると考えている。」
🚨 Liverpool have formally rejected an attempt by Bayern Munich to engage over Luis Díaz.
— Ben Jacobs (@JacobsBen) July 2, 2025
Bayern chief Max Eberl has been informed #LFC have no intention or desire to enter discussions, with communication ended immediately, following an approach last night.
It is the second… pic.twitter.com/W05xEHqdSi
バルセロナやバイエルンからのアプローチをことごとく断ったリバプールだが、最後の難敵として、サウジアラビアのアル・ナスルが残されている。資金力に優れる中東クラブは、リバプールが放出せざるを得ない金額のオファーを提示する可能性もある。
はたして、ルイス・ディアスはそのままアンフィールドでプレーを継続するのか、もしくは中東で新たなキャリアを歩むのだろうか…?
