ジェレミー・フリンポンやフロリアン・ヴィルツ、ミロシュ・ケルケズと続々と新戦力を獲得したリバプールだが、アタッカー陣の再編に迫られている。ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスにはナポリが熱心に動いており、フェデリコ・キエーザにもイタリア復帰の噂は消えない。
また、ポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタの訃報もあって、攻撃陣の枚数が足りない状況に陥っている。そこに追い討ちがかかっている。スペイン紙『Sport』によると、コロンビア代表FWルイス・ディアスが、今日中にも退団希望をリバプールに伝えるようだ。
バルセロナのデコSDのお気に入りでもあるディアスに対して、バルセロナは移籍市場の序盤に接触を試みた。しかし、リバプールは売却対象ではないことを伝え、スペイン代表FWニコ・ウィリアムズにターゲットを切り替えた。
ところが、若きウィンガーが地元クラブと10年契約という大型契約を結んだことで、バルセロナがふたたびリバプールの左ウィンガーに熱視線を送っている。
同じようにディアスとの契約を狙うのが、ドイツ王者のバイエルン・ミュンヘン。コーディ・ガクポもリストアップしている同クラブは、レロイ・サネ退団で空いた穴を埋めるためにも、28歳のアタッカーに注目を寄せている。
先日には接触を図ったものの、バルセロナ同様に売却対象ではないことを伝えられていた。他のターゲットに視線を向けるかと思いきや、一部の報道によれば選手側と個人合意とも報じられており、一気に状況は慌ただしくなっている。
さらに、サウジアラビアからも熱視線が届いており、資金力に優れる中東のクラブだけに、バルセロナやバイエルンを上回るオファーを提示する可能性も否定できない。
ディアスの動向次第では、リバプールはここから複数のフォワードを獲得しなければならない。センターフォワードだけではなく、ウィンガーともなれば、リチャード・ヒューズはこれから忙しい夏を過ごさなければならないだろう。
はたして、リバプールのコロンビア人フォワードは来季、アンフィールドに残るのか、もしくは別のクラブに新天地を求めるのか…?
