2026年6月までリバプールと契約を結ぶフランス代表DFイブラヒマ・コナテは、給与の大幅アップを求めており、特に固定給の上昇を希望している一方、クラブ側はボーナスの比率を高めた新契約をオファーしていると報じられており、両者の溝は埋まっていない。
現在も継続的な話し合いが行われているものの、ブレークスルーは生まれていない。そして、リバプールにとって、2年連続で主力をフリートランスファーで手放すのは避けたい気持ちも強く、もしも契約更新に至らない場合、この夏の移籍市場で売却する可能性も指摘されている。
しかし、リバプールは新たな契約を結ぶことを諦めていない。一方、フランス人のセンターバックはもしもアンフィールドを離れるときには、レアル・マドリードへの移籍を第一優先にしているとの報道も出回っている。
スペイン紙『Defensa Central』によれば、現時点でレアル・マドリードは獲得に動いていないが、同じ都市のアトレティコ・マドリードが関心を示しており、ここ数週間の内に、4000万ユーロでの獲得を試みていたようだ。
ところが、コナテは赤い方のチームに加わる意思がないことを明言。アトレティコ・マドリードに対して、同クラブへの加入に関心を持っていないことを伝えた模様だ。
リバプールにとっては早々と解決したい課題ではあるものの、交渉は順調と言い切れない。イングランドU-21代表DFジャレル・クアンサーをすでにバイエル・レバークーゼンに売却しているだけに、例え契約を結べなくとも、これ以上のセンターバックの放出は避けたいだろう。
クリスタル・パレスのイングランド代表DFマルク・グエイと交渉中とも言われるリバプール。プレミアリーグでの実績も十分で、国際舞台でもプレー経験豊富な24歳のディフェンダーは即戦力としてチームに迎え入れたい人材と言える。
28歳DFジョー・ゴメスは負傷癖が抜けきらず、ディフェンスリーダーのフィルジル・ファンダイクは34歳を迎えており、世代交代まで待ったなし。今後数年間でリバプールの最終ラインが様変わりするかもしれない…
