ダルウィン・ヌニェスの移籍を巡って、リバプールとナポリの交渉が続く中、当初売却対象ではなかったコロンビア代表FWルイス・ディアス退団の可能性が高まっている。選手側はすでに移籍希望の旨を伝えたとも報じられている。
スペイン代表FWニコ・ウィリアムズ獲得失敗したバルセロナが、28歳のウィンガーに逆戻り。また、ドイツ王者のバイエルン・ミュンヘンも動きを加速させており、両クラブともリバプールに接触を図ったものの、色の良い返事は得られなかった。
ただし、ディアス側の動きもあって、最近はその去就がさらに不透明になっている。サシャ・タヴォリエリ氏(ベルギー人ジャーナリスト)は、ディアスの動向次第では、リバプールがレアル・マドリードのブラジル代表FWロドリゴ獲得に乗り出す世界線があることを指摘した。
「ルイス・ディアスの状況は、リバプールの移籍市場におけるアプローチに影響を与える可能性がある。」
「アル・ナスルからの誘いにもかかわらず、ロドリゴがプレミアリーグを優先する一方で、アーセナルとともにリバプールはブラジル人フォワードの獲得を試みるかもしれない。要チェックだ。」
🇧🇷 Luis Diaz’s situation could influence Liverpool’s approach in the market. While Rodrygo (as explained on Saturday) made Premier League his priority despite real Al Nassr approach, #LFC could move for the Brazilian & compete w/Arsenal if they end up losing Diaz — whom they are… pic.twitter.com/UD0y3QvVPD
— Sacha Tavolieri (@sachatavolieri) July 9, 2025
アルネ・スロット体制1年目でも主力として活躍し、センターフォワードとしても重宝された。適応力は最大の魅力で、試合終了まで走り続けられるスタミナも持ち味。無論、独特なリズムのドリブルや柔軟なポジショニング、そして磨きのかかった得点力も忘れることはできない。
ヌニェスに加えて、フェデリコ・キエーザにもイタリア復帰の噂が絶えず、ディオゴ・ジョッタも不運な形で失ったリバプールだけに、ディアスまでいなくなるとなると、残りの移籍マーケットで複数のアタッカー確保が至上命題となる。
センターバックの確保も進めなければならず、すでに忙しかったリチャード・ヒューズは今後も眠れない日々を過ごすかもしれない。
はたして、リバプールは退団を志願しているとも言われるルイス・ディアスを手放し、4歳若いブラジル人アタッカーに白羽の矢を立てるのか…?
