アルネ・スロット監督の嗜好するプレースタイルにフィットしているとは言い難く、この夏の移籍マーケットにおいてアンフィールドを離れる可能性が高まっているウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェス。
リバプールでは通算143試合で40ゴール26アシストを挙げた26歳のストライカーに対しては、アトレティコ・マドリードやサウジアラビアから関心が届く中、昨シーズンにセリエAの王者に輝いたナポリが何度か交渉を行っていた。
リバプールが求める金額に満たずに、話し合いが前進することはなかったが、ナポリはすでにヌニェスと個人合意に達しており、イタリア行きに前向きであると報じられてきたが、その強硬な姿勢にイタリアのクラブは別のターゲットにリソースを傾けることを決断した模様。
『Sky Sports Italia』によると、アントニオ・コンテ監督率いるクラブは、ウディネーゼに所属する大型ストライカー、ロレンツォ・ルッカ獲得に向けた交渉を加速させており、移籍成立が目前に迫っているようだ。
なお、契約締結とメディカルチェックは来週にも行われる見込みであり、ナポリはコンテ監督のプレシーズン開始に合わせて、ルッカをチームに合流させることを目指している。
ナポリとウディネーゼは現在、移籍金に含まれるボーナスの詳細について最終調整を行っている段階で、取引の総額はおよそ3400万ユーロに達する見通し。アタランタも関心を示していたが、ナポリが争奪戦を制した形だ。
これにより、リバプールのヌニェスを狙う動きは低迷することが予想される。アトレティコは全く動きを見せておらず、現時点ではサウジアラビアからのオファーを待つのみ。この冬にもオファーを提示していたことから、オファーは提示されることが見込まれる。
金額は未だ不透明だが、急転直下のダルウィン・ヌニェスを巡る動きだが、今後どのような展開を迎えるのか…?
