アルネ・スロット監督の就任1年目において、ドミニク・ソボスライやカーティス・ジョーンズらのポジションに敗れ、ベンチを温める時間も多かった元フラムMFハーヴェイ・エリオット。さらに今夏には、ドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツが加入し、競争は熾烈を極める。
この夏に開催されたUEFA U-21欧州選手権では、大会を通じて5ゴールを奪い、MVPにも輝いたイングランドU-21代表の攻撃的ミッドフィルダーだが、アンフィールドでの去就には暗雲が立ち込めており、数々のクラブが関心を示している。
プレミアリーグのみならず、ブンデスリーガからも複数クラブが動向を追っており、RBライプツィヒも移籍先の候補として名前が挙がっていた。最近はライプツィヒ行きの報道は見かけなくなったものの、『Sky Sport Germany』フィリップ・ヒンゼ記者は可能性こそ低いが、まだ実現する世界線はあると伝えた。
「ハーヴェイ・エリオットはライプツィヒの補強リストに名を連ねているが、現状では移籍の可能性は特に高くない。」
「移籍金と年俸の総額は非常に高額で、エリオットの獲得市場は幅広く、資金力もある。」
「ライプツィヒはエリオットの代理人ROOFと良好な関係を保っている。数週間前は冷え切っていたものが、少なくとも少しは暖かくなった。」
「しかし、チームは現在、特にフォワードのポジションで人員過剰であるため、まずは移籍金収入を得なければならない。」
「攻撃面では最近、他の選手の起用が目立っている。2027年までの契約。RBもおそらく可能性を残している。」
🔴🏴 Harvey Elliott steht zwar auf der Leipziger Schattenkader-Liste, dennoch ist ein Transfer Stand heute nicht sonderlich wahrscheinlich. Gesamtpaket aus Ablöse & Gehalt ist sehr hoch, Elliotts Markt breit gefächert & finanzstark. Deal ist nicht komplett auszuschließen, Leipzig… pic.twitter.com/TcZCxSYbT5
— Philipp Hinze (@philipphinze24) July 18, 2025
ベンヤミン・シェシュコやシャビ・シモンズら主力に退団の可能性があるライプツィヒは、積極的な補強で、将来有望な若手を獲得し続けている。攻撃的なポジションではアンドリヤ・マクシモヴィッチやヨハン・バカヨコらを迎え入れた。
ポジション的にはエリオットとも被るため、彼らにとってリバプールMFに熱視線を向け続ける必要はない。また、資金的にも厳しいとなれば尚更。
はたして、退団濃厚とも言われる22歳の攻撃的ミッドフィルダーは来季、どのクラブでプレーすることになるのだろうか…？