ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスの退団が近づき、コロンビア代表FWルイス・ディアスもバイエルン・ミュンヘンやサウジアラビアからの関心が向けられており、選手側も移籍希望をクラブ側に申し入れている。
ディオゴ・ジョッタの訃報もあって、一気に前線を3枚も失う可能性があるリバプールは、新たなストライカーを求めている。ニューカッスル・ユナイテッドFWアレクサンデル・イサクが大本命だが、頑な姿勢を崩しておらず、獲得は困難を極める。
同じようなプロファイルで、長身ながらも前線で周りと連携しながら攻撃を前に進められるフォワードとして、アイントラハト・フランクフルトFWウーゴ・エキティケにターゲットを移し、本格的な交渉をスタートさせた。
海外メディア『The Athletic』デイビット・オーンスタイン記者は、まだ詳細を詰める必要があるものの、リバプールとフランクフルトは大筋合意に達しており、2023年にランダルコロ・ムアニがパリ・サンジェルマンに移籍した時の9500万ユーロを上回る、クラブ史上最高額での移籍が近づいていると報じた。
エキティケもすでに個人合意に達しており、クラブ間合意を待つのみ。ブンデスリーガやヨーロッパリーグで昨季48試合で22ゴール12アシストを挙げたヨーロッパを代表する点取り屋を、アンフィールドに迎え入れる体制が整った。
まだまだアレクサンデル・イサクにも注目しているとも報じられるものの、とりあえずはひとり前線の選手を獲得が内定。これからはヌニェスやディアスを高値で売却することが必要であるが、さらなる補強の第一歩を刻んだことになる。
フランス人の23歳フォワードがどこまで通用するかは未知数だが、ブンデスリーガで大躍進を遂げた後、アンフィールドでも数多くのゴールを挙げてくれると期待したい…
