ナポリとの交渉が頓挫し、現時点ではサウジアラビア行きが濃厚と見られるウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェス。今夏でのリバプール退団は避けられないと見られ、新天地探しは今もなお継続している。
すでにフロリアン・ヴィルツやジェレミー・フリンポンなどに予算をつぎ込んだリバプールは、さらなる補強にアクセルを踏み続けている。フランクフルトFWウーゴ・エキティケ獲得に迫っており、大本命のアレクサンデル・イサクもまだ諦めていないとの報道もチラホラ出回っている。
エキティケを巡っては、ニューカッスルが先んじてオファーを提示。金額が低く、ブンデスリーガのクラブは拒み、リバプールが争奪戦に本格参戦したことで、すでに撤退済み。ターゲットの変更を求められており、その視線はアンフィールドにも向いているかもしれない。
ドイツ紙『Sport Bild』によると、イングランド北部のクラブはリバプールの26歳ストライカーに関心を示しており、同様にナポリ退団濃厚なナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンにも熱視線を送っているようだ。
アルネ・スロット体制で序列を落としたヌニェスだが、クロップ体制ではそれなりのゴール数を記録しており、未だにその能力は評価されている。ナポリは獲得レースから撤退したものの、サウジアラビアが依然として関心を示し続けている。
ナポリの会長との不仲が伝えられ、昨シーズンはガラタサライにレンタル移籍していた26歳の長身フォワードには、複数クラブからの関心が報じられている。プレミアリーグの強豪クラブはもれなく関係が噂されており、ニューカッスルも例外ではない。
カラム・ウィルソンがチームを去り、アレクサンデル・イサクの去就にも暗雲が立ち込める中、スウェーデン代表FWが残留した場合にはその相棒として、また万が一にもアンフィールド行きが実現した場合には、その後釜となる活躍が求められる。
フォワードのタイプで言えば、オシムヘンが適切なターゲットにも思えるが、激しい守備が持ち味のニューカッスルにおいて、ヌニェスのようなガッツあふれるプレースタイルは適応しており、彼らのサポーターが愛することは間違いない。
はたして、今年の1月にもサウジアラビアからオファーが届いたヌニェスは、イタリア行きがなくなった今、中東に居場所を求めることになるのだろうか…?
