契約満了に伴いリバプールを退団するオランダ代表ジョルジニオ・ワイナルドゥムは、現在ユーロ2020に向けてナショナルチームで準備を進めている。その一方で、次なる新天地はリバプールサポーターのみならず、注目を集めている。
バイエルン・ミュンヘンとの交渉は前に進まず、大本命バルセロナへの移籍が決定的に思われていた。契約合意も直前まで進行し、メディカルチェックの日程すら調整していた。しかし、パリ・サンジェルマンFC(PSG)が横槍を入れ、バルセロナが提示した額の2倍以上にも及ぶ給与額をオファーしていた。
ファブリツィオ・ロマーノ氏(スポーツジャーナリスト)によれば、PSGが提示した高額な給与額と同等の給与支払いを拒否したバルセロナを見限り、PSG加入を決断した模様。2024年までの契約で、クラブを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督も獲得を望んでいる。
Georginio Wijnaldum has decided to join Paris Saint-Germain. Barcelona have NO intention to raise their bid after they agreement ready by 2 weeks and medicals planned. 🚨🇳🇱
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) June 6, 2021
Gini is now set to accept PSG proposal until 2024 with salary more than doubled [compared to Barça bid]. https://t.co/ImrYvlaMWg
二転三転してきたリバプールMFの移籍先問題。もともと給与額もリバプールとの契約延長を固辞した要因のひとつとも言われており、もっとも高い金額を提示したクラブへと移籍するのはある意味で筋が通っている。
チャンピオンズリーグ制覇やプレミアリーグ優勝に多大なる貢献をしてきたオランダ代表MFだけに、次のクラブがどこになるにしろ、新たなチャレンジを応援したい…