シーズンを通して、新たなセンターフォワードを求めたリバプールは、ニューカッスル・ユナイテッドで得点を量産しているスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクに関心を示してきた。アーセナルなども熱視線を送ってきたが、来季のチャンピオンズリーグ出場権を手にした所属クラブに残ると思われていた。
しかし、シーズンツアーに参加しておらず、不穏な雰囲気が流れた。クラブ側は負傷と発表していたものの、驚きのニュースが飛び込んできた。イギリス紙『Daily Mail』によると、25歳のストライカーはニューカッスルに対して移籍の可能性を探りたいと伝えたようだ。
今夏の移籍市場において、リバプールは猛プッシュを続けてきた。ニューカッスルに対して、プレミアリーグレコードとなる移籍金でのオファーも厭わない意思を伝えており、同クラブにスウェーデン人の点取り屋を売却するか迫っていた。
その段階ではイサク側も退団の意思を見せていなかったことで、状況が変わることはなかった。そして、リバプールはフランクフルトからフランス人FWウーゴ・エキティケを獲得し、センターフォワードの補強を図った。
それでも、アルネ・スロット監督率いるチームは、イサクを夢のターゲットとして据え、今もなお獲得に前向き。エキティケとの共存も見据えて、リバプールは史上最高額での補強を遂行する準備を進めている。
サシャ・タヴォリエリ氏(ベルギー人ジャーナリスト)は今回の件について情報を付け加え、イサクはアル・ヒラルよりもアンフィールド行きを優先にし、ルイス・ディアスとダルウィン・ヌニェスの売却が鍵になるとも報じた。
「アレクサンデル・イサクは、ウーゴ・エキティケの加入にもかかわらず、依然としてリバプール移籍を優先している。」
「スウェーデン人FWは、アル・ヒラルとの直接交渉の中でその意向を明らかにした。」
「アル・ヒラルとニューカッスルも直接交渉を実施。厳しい交渉だが、イサクはサウジアラビアへの移籍の可能性を否定していない。」
「リバプールフットボールクラブは、アレクサンデル・イサク獲得を進めるため、ルイス・ディアスとダルウィン・ヌニェスの売却を計画している。」
🚨 🔴 🦅EXCLUSIVE: Alexander Isak still gives his priority to Liverpool FC despite Hugo Ekitike signing!
— Sacha Tavolieri (@sachatavolieri) July 24, 2025
🗣️🇸🇪 The Swedish has made it clear during direct talks to Al Hilal FC.
🇸🇦 Al Hilal FC & #NUFC also had direct contact. Hard deal but Isak not closing doors to Saudi.… pic.twitter.com/iMEAzoup6a
リバプールは長らく追ってきたエース候補をチームに迎え入れられるのか。また、2年契約を結んだものの、ベテランになってきたエジプト代表FWモハメド・サラーに代わり、ゴールを奪えるストライカーがアンフィールドのピッチに立つ日も近いかもしれない…
