2026年6月までと現行契約の満了が迫りつつあるフランス代表DFイブラヒマ・コナテだが、現時点では新たな契約を結ぶに至っていない。レアル・マドリード移籍希望とも言われる26歳のセンターバックだが、リバプールは契約更新を諦めていない。
移籍事情に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)は、同選手の去就を巡るリバプールのスタンスに言及すると、レッズに今夏での放出の意思はないと伝えた。また、新シーズン以降もアンフィールドに残るように説得を試みているそうだ。
「私が言えるのは、レアル・マドリードは本当に気に入っているということ。彼は内部で非常に評価されており、スタッフや経営陣とも内部で議論されている。しかし、現時点ではリバプールへのオファーはない。なぜなら、リバプールがコナテの今夏での移籍を認める意向を示していないからだ。」
「リバプールは今後数ヶ月で、コナテとの合意を目指している。10月~11月ごろには交渉が停滞していましたが、その後、コナテと彼の代理人との間で状況がふたたび変化。そのため、この交渉は常に波乱含みのものとなっている。」
「現在もリバプールは移籍を認める方針ではなく、レアル・マドリードが2026年に契約が切れる選手として動向を追う中、イブラヒマ・コナテに残留するよう説得を試みる。」
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ジャレル・クアンサーがブンデスリーガに移籍し、フィルジル・ファンダイクも34歳と年齢が上がっているだけに、次世代の最終ラインの中心としてフランス代表DFの存在は大きい。個人能力も群を抜いており、プレミアリーグを代表するセンターバックを簡単には手放したくない。
ただし、レアル・マドリードは虎視眈々と狙いを定めている。イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドを巡っては因縁のある両チームだけに、リバプールは2年連続で主力をレアルに持っていかれるわけにはいかない。
はたして、元ライプツィヒDFはアンフィールドで新たな契約を結ぶのか、もしくは他のリーグに旅立ってしまうのか…?
