この夏の移籍市場において、バイエルン・ミュンヘンと契約満了となっていたドイツ代表FWレロイ・サネを獲得したトルコのガラタサライ。ヴィクター・オシムヘンも狙う同クラブは、リバプールでレギュラーになりきれない将来有望株に照準を合わせた。
トルコ紙『Fanatik』によると、ガラタサライは22歳の攻撃的ミッドフィルダーに対して具体的な動きを見せており、エリオットをイスタンブールに招待し、直接交渉をするための準備を進めているようだ。
その詳細はこうだ。招待したとされる日付は、2025年8月1日。すでにホテルも予約されているそうで、翌2日には、同選手のための特別なボスポラス海峡クルーズすらも予定されていると報じられている。
なお、同紙によると、若きミッドフィルダーはトルコ行きにも前向きと見られ、完全移籍だけではなく、レンタル移籍の可能性も探られている。去就については、プレシーズンを経て、アルネ・スロット監督の手に委ねられており、アジアツアー後に動き出しそうだ。
トルコのクラブは、元フラムMFを10番のポジションだけでなく、サイドでもプレーできる多才な選手と評価しており、さらなる攻撃陣の強化を狙っている。
2027年6月まで契約を結ぶ22歳のミッドフィルダーは、スロット体制になってからプレー時間が減少。昨シーズンはプレミアリーグで先発出場したのは、優勝を決めてから。総出場時間も822分と、決して主力扱いされてはいない。
この夏には、ドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツも加わり、攻撃的なポジションを巡る争奪戦は熾烈を極める。ドミニク・ソボスライやカーティス・ジョーンズらとの競争を勝ち抜かなければならず、来年のワールドカップを見据えて移籍を視野に入れているともコメントを残している。
はたして、エリオットの未来はアンフィールドにあるのか、もしくは毎週のようなプレー時間を求めて、移籍を果たすのだろうか…?
