ジェレミー・フリンポンやフロリアン・ヴィルツ、ミロシュ・ケルケズ、ウーゴ・エキティケら即戦力を次々に獲得しているリバプールは、アルネ・スロット就任2年目にして、一気にオランダ人指揮官のカラーに生まれ変わっている。
それでもリバプールの補強はストップすることはない。アレクサンデル・イサクを筆頭に、マルク・グエイやマリック・フォファナ、ロドリゴとターゲットの名前が報じられており、リチャード・ヒューズは忙しい夏を過ごし続けている。
先日にはコロンビア代表FWルイス・ディアスの売却を決め、新たな予算を確保した。マンチェスター・ユナイテッドやトッテナムでスカウトを歴任したミック・ブラウン氏は、当初はそのまま左ウィンガーの補強に使い、ニューカッスルFWアンソニー・ゴードンを獲得する見込みだったと語った。
「リバプールはディアスの移籍金を使って代わりの選手を獲得する予定。」
「私たちがよく話題にしているのはアンソニー・ゴードンで、彼はそのポジションでの長期的なターゲットであり、理想的な選手だ。」
「当初の計画では、ディアスを売却すればゴードンを獲得できるはずだった。彼は加入を希望している。」
「ただし、イサクが移籍可能になったことで、状況は少し変わった。」
「彼を獲得すれば、スロットの初年度に抱えていた主要な問題である信頼できるストライカーがいない状況が解決される。」
「明らかにリバプール加入を熱望してきているので、獲得するために努力するでしょう。」
「問題は、誰がワイドポジションでプレーするか。すでに多くの資金を投入しているため、イサクとゴードンの両方を獲得する資金はない。」
「ここでの話は莫大な資金が必要で、どちらの取引もリバプールにとって安価なものではない。」
「ディアスの売却資金でイサクを獲得する場合、その穴を埋めるために別の選手をワイドポジションで起用するのか?それが彼らの次の課題となる。」
「現時点では、彼らがどう動くか待つしかない。」
Football Insider
バイエルン・ミュンヘン行きが濃厚だった元バイエル・レバークーゼンのエースを手中に収め、さらにニューカッスル・ユナイテッドで爆発的な得点力を発揮するスウェーデン代表のストライカー獲得にも近づいている。
ブラウン氏の言う通り、さすがにこれ以上の大型補強はいろんな観点から難しい。はたして、リバプールはゴードンではなく、イサクという点取り屋をアンフィールドに連れてくることに成功するのか…?
