スウェーデン代表のストライカーは今夏でのリバプール行きを熱望し、プレシーズンツアーに帯同せず、古巣レアル・ソシエダの施設で個別でトレーニングしている。選手側は所属クラブに対して、移籍の実現を懇願している。
一方のニューカッスル・ユナイテッドは同選手の後継者を探しており、RBライプツィヒのスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコやブレントフォードのコンゴ代表FWヨアネ・ウィサらにアプローチしているものの、現時点ではその行き先は芳しくない。
そんな中、アレクサンデル・イサクのリバプール移籍に動きがあった。英『BBC Sport』サミ・モクベル記者によると、レッズは1億1000万ポンド+アドオンの正式オファーを提示したものの、1億5000万ポンドを求めるニューカッスルはその提案を拒否したようだ。
これがリバプールの初めてのオファーとなる。これまでもアプローチをかけていたが、あくまでニューカッスルのスタンスを探るもので、今回の提案によって本格的に動き出したことになる。
移籍市場に詳しいファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)は、リバプールのオファーの金額を明かし、総額1億2000万ポンドであったようだ。ただし、金銭的な部分もそうだが、ニューカッスルにとっては後釜探しが最優先であり、それまではオファーを受け付けない方針のようだ。
「リバプールはアレクサンデル・イサクに対して、移籍金とアドオンを含む1億2000万ポンドのオファーを出した。」
「ニューカッスルは、後継者を見つけるまで移籍を承諾しないとしてこのオファーを拒否。しかし、現段階では代わりの選手が確保できるかどうかは定かではない。」
「イサクは、リバプールへの移籍を強く希望していることをニューカッスルに伝えている。」
🚨🔴 Liverpool opening bid for Alexander Isak was worth £120m package plus add-ons.
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) August 1, 2025
Newcastle rejected as they won’t open doors at least until finding a replacement… and it’s not guaranteed, at this stage.
Isak insists with Newcastle on his clear desire to join Liverpool. pic.twitter.com/BjlqrFWxAJ
いよいよ動き出したリバプールとニューカッスルの具体的な交渉。はたして、リバプールはクラブ間合意にこぎつけ、すでに個人間合意をしているプレミアリーグ屈指のストライカーを獲得できるのだろうか…?
