アルネ・スロット初年度において、本来の左ウィンガーだけではなく、センターフォワードとしても躍動したコロンビア代表FWルイス・ディアス。ゴール前での決定力も改善され、オランダ人指揮官にとっても欠かせない存在となった。
新シーズンに向けても貴重な戦力として捉えていたが、28歳のウィンガーがバイエルン・ミュンヘン行きを希望したことで事態は急変。日本でのアジアツアーに参戦していた頃に移籍が決まると、チームを離れ、ミュンヘンでメディカルを受けて正式加入を迎えた。
ブンデスリーガで新たなチャレンジを始めるコロンビア人アタッカーは、今季からリバプールに移籍したドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツにドイツリーグについて質問していたそうで、フィジカルのぶつかりも多く、プレミアリーグに似ていると教えられたことを明かした。
「フロリアンと何度か話し、彼はブンデスリーガは非常に激しいリーグで、プレミアリーグに似ているとも言っていた。身体的な接触が多く、スタジアムはいつも満員だとね。」
「彼は僕が楽しめるだろうと言っていた。幸運を祈ってくれました。その言葉に感謝しているんだ。」
「7000万ユーロの価値があるかどうかは分からない。ただ、ここでの生活をできるだけ早く落ち着かせたい。それが最も重要なことだ。」
イングランド代表FWハリー・ケインらプレミアリーグでもプレー経験を持つ選手もいるバイエルン・ミュンヘン。昨季はブンデスリーガを制覇し、連覇を狙いつつも、ガラタサライに移籍したレロイ・サネの穴埋めとしても期待される。
はたして、ルイス・ディアスはドイツの地でも輝きを放てるのだろうか…？