現在のリバプールは、センターバック陣が手薄になっている。イングランドU-21代表DFジャレル・クアンサーがバイエル・レバークーゼンに旅立ち、ジョー・ゴメスもまた負傷癖が治らずに、プレシーズンすらも離脱している。
そこに新たな不安要素として、イブラヒマ・コナテとの契約延長交渉が難航しており、フィルジル・ファンダイクも34歳とベテランになっており、いつまでもオランダ代表のセンターバックに頼ることはできない。
そんな最終ラインにメスを入れるため、リバプールはクリスタル・パレスのイングランド代表DFマルク・グエイに注目し続けており、この夏の移籍市場が閉まる前にオファーを提示する可能性すらも報じられている。
グラエム・ベイリー記者(英国人ジャーナリスト)によると、リバプールがブライトンの試合何度もチェックしていると明かし、オランダ人DFヤン・ポール・ファン・ヘッケに興味を持っていても不思議はないと語った。
「彼は新しい契約を得ると思うが、それは興味深い案件でもある。」
「もしリバプールが興味を持っていたとしても、私は驚かない。彼らがブライトンを定期的にチェックしていることを知っている。そうであれば、ファン・ヘッケを見ていない理由はないだろう。」
「問題は、彼が安価ではないこと。コナテの後継者候補という枠組みに入る可能性が高い。特にワールドカップでの出場機会を考えると、おそらく3番手のセンターバックになるためにアンフィールド行きは実現しないでしょう。」
25歳になったファン・ヘッケは、プレミアリーグで70試合に出場。昨季もスタメンとして、国内リーグで33試合でピッチに立っている。現代的なセンターバックに求められる足元の技術やパスにも長けており、面白いオプションであることに変わりない。
しかし、マルク・グエイが最優先であることは間違いない。また、若手としてはパルマのイタリア人DFジョヴァンニ・レオーニにも注目しており、現時点でファン・ヘッケ獲得に動き出すとは思えない。
はたして、リバプールが驚きの補強に突き進むことはあるのだろうか…?
