ジェレミー・フリンポンとミロシュ・ケルケズ、2名のサイドバックを獲得して、両サイドのディフェンスを強化&世代交代を行ったリバプール。前線にはフロリアン・ヴィルツやウーゴ・エキティケを加え、ニューカッスル・ユナイテッドのスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクにもアプローチを続けている。
一方、ここまで補強の必要性が叫ばれつつも、一向に前に進んでいなかったセンターバック獲得。ジャレル・クアンサーの退団に端を発し、イブラヒマ・コナテの契約問題、フィルジル・ファンダイクの高齢化、ジョー・ゴメスの変わらない負傷癖と問題が山積み。
最終ラインの構築に向けて、プレミアリーグ開幕を前にリバプールは一気に動き出した。ひとりのターゲットであるクリスタル・パレスDFマルク・グエイ獲得に近づく中、パルマの18歳DFジョヴァンニ・レオーニへの関心も継続している。
イタリア人ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、リバプールはジョヴァンニ・レオニとの接触で前向きな方向へ進んでおり、所属のパルマとの取引成立の条件が整いつつあるようだ。
イタリアのクラブは、このディフェンダーの移籍を認める条件として、3000万ユーロ+ボーナスを要求していると見られ、リバプールがまだまだトップチームでの経験不足も否めない若手ディフェンダーにこの金額を出すかが鍵になる。
この移籍市場において大金を費やしてきたリバプールだが、そもそもあまりお金を使っていなかったこと、そしてダルウィン・ヌニェスやルイス・ディアスら主力も売却しており、3000万ユーロの投資も問題ないとも伝えられている。
はたして、リバプールはグエイに加えて、将来のイタリア代表センターバック獲得にも本腰を入れるのだろうか…?
