センターバックの強化を狙うリバプールは、18歳DFジョヴァンニ・レオーニをチームに迎え入れ、若き才能を手中に収めた。次に狙うのは、プレミアリーグやイングランド代表で実績十分な25歳DFマルク・グエイ。
イブラヒマ・コナテの去就が不透明で、フィルジル・ファンダイクの長期的な後継者を探すリバプールにとって、キャプテンマークを巻き、ディフェンスラインの統率もできるグエイは理想的なターゲットだ。
さらに、契約最終年を迎えており、普通よりも安い移籍金での獲得が可能。この夏の移籍市場において、ずっとアンフィールド行きが報じられるも、プレミアリーグが開幕した時点ではクリスタル・パレスに所属している。
しかし、イギリスメディア『BBC Sport』のサミ・モクベル記者は、グエイを巡る移籍劇は今後数日のうちに何かしらの発展を迎えると示唆し、もしも自分が賭けるなら、締切前までにリバプール行きが実現する方にベットすると伝えた。
「リバプールとクリスタル・パレスは、移籍期限前にグエイをアンフィールドに3500万ポンドで獲得する可能性について協議を行った。」
「現時点では合意に至っていないが、今後数日でこれらの交渉は加速するはず。ただし、この移籍の成功は、スティーブ・パリッシュ会長がリバプールの提示する条件と選手への評価を、キャプテンを手放すのに十分だと判断するかどうかにかかっている。」
「パリッシュ会長は、この条件では不十分であり、移籍金も足りないと判断する可能性もある。そして彼にとっては、実際に資金を回収するよりも、シーズン終了まで、つまり契約が切れる12か月間選手を留めておく方が価値があると考えるかもしれない。」
「この移籍にはまだ多くの課題はあるものの、可能性はある。もし私が賭けをする立場なら、移籍ウィンドウが閉まる前にこの移籍が成立することに賭けるでしょう。」
