リバプールとニューカッスル・ユナイテッド、そしてアレクサンデル・イサクとの間で膠着状態が続いている。イサクは今後トップチームでプレーすることはないと明確に宣言し、アンフィールド行きを熱望しているものの、代役を確保できていないためニューカッスルは移籍を拒んでいる。
ウーゴ・エキティケやベンヤミン・シェシュコらを逃し、ストライカー獲得に手こずっており、ブレントフォードで合流を拒否しているコンゴ代表FWヨアネ・ウィサ獲得も上手くいっていない。ただし、選手側はニューカッスル行きを希望しており、オファーの増額で決着が付きそうだ。
とはいえ、現時点では何も動いていない。海外メディア『Sky Sports』キース・ダウニー記者は、ヨアネ・ウィサが加わることが最低条件であるとしたうえで、リバプールは初回のオファーから増額すればチャンスの芽が見え始めると伝えた。
「ヨアネ・ウィサは、アレクサンデル・イサクの代役ではなく、カラム・ウィルソンの後釜として見られている。」
「今後数日のうちに、ニューカッスルがウィサ獲得に成功し、リバプールが1億3000万ポンドという巨額のオファーを提示した場合、ニューカッスルは決断を迫られる可能性がある。」
「しかし、ウィサを獲得できなければ、イサクが移籍することは絶対にないだろう。昨夜のクラブ声明は、そのことを示している。」
「移籍市場の閉幕まで残り2週間。ニューカッスルが掘り出し物を見つけ、ウィサを確保できた上で、リバプールがオファーを大幅に増額した場合に限り、イサクの放出が許可されるかもしれない。」
「イサクが今夏に移籍できる唯一の方法は、非常に難しいだろうが、今後2週間でストライカーを2人獲得すること。そしてリバプールがオファーを大幅に増額すること。もしくは、ウィサを獲得した上で、リバプールがオファーを大幅に増額すること。後者にはわずかながら可能性が残されている。」
