フラムからリバプールに加入したハーヴェイ・エリオットは、レギュラーの座を掴みきれていないものの、アンフィールドでは通算148試合で15ゴール20アシストを記録。イングランドU-21代表での活躍も目覚ましい。
しかし、22歳になった攻撃的ミッドフィルダーは、新天地移籍を検討している。来夏のワールドカップでイングランド代表入りを目指し、毎週のようにプレーできる環境を求めており、オランダ代表MFシャビ・シモンズの後継者として、RBライプツィヒが動向を追っている。
サッカージャーナリストのベン・ジェイコブズ氏によれば、ブンデスリーガのクラブは継続的に交渉を行っているものの、現時点では合意に至っていないようだ。一方、リバプールはエリオットを戦力として考えているとも伝え、残留にもウェルカムな姿勢を示している。
「リバプールはエリオットの残留を望んでいるものの、RBライプツィヒは交渉を続けている。ただし、木曜日の朝の時点では、クラブ間の合意はまだ成立していない。」
「エリオットが毎週レギュラーとしてプレーしたいと強く望んでいるため、もし適切なオファーが届けば、リバプールもしぶしぶではあるが、売却を容認する可能性がある。」
「しかし、クラブは彼を貴重な戦力と見なしており、残留することも歓迎される。」
Liverpool's preference is to keep Harvey Elliott. Leipzig still working on a deal, but nothing agreed club-to-club as of Thursday morning.
— Ben Jacobs (@JacobsBen) August 21, 2025
At the right price, Liverpool will reluctantly sanction a sale due to understanding Elliott's desire to start every week. Yet Elliott… pic.twitter.com/aLTFeNejJn
ユルゲン・クロップ監督時代に、右ウィンガーから攻撃的ミッドフィルダーにポジションを変更したエリオット。昨シーズンは先発こそ少なかったが、試合の流れを変える選手として重宝された。今季はウィンガー陣の枚数が減った中、右ウイングとしても計算できる。
とはいえ、フロリアン・ヴィルツも加入したリバプールにおいて先発の座を射止めるのは昨季よりも困難になった。22歳と伸び盛りな時期ということを踏まえれば、90分間プレーできるクラブへの移籍も視野に入れるのは当たり前。
はたして、移籍市場の期限が迫る中、ハーヴェイ・エリオットはこのままアンフィールドに留まるのか、もしくはドイツの地に活躍の場を移すのか…?
