この夏を通して、退団濃厚と見られていたリバプールの22歳MFハーヴェイ・エリオットだが、現時点ではアンフィールドに留まっている。アルネ・スロット監督は戦力と見做しているとの報道もあるが、選手本人は来夏のワールドカップを見据えて、レギュラーの座を確保できる環境を求めている。
リバプールはただし安価での売却はしない。要求額は4000万ポンド程度とも言われ、同額にマッチしない限りは納得させることはできない。そんな強気の姿勢を知ってか知らずか、どのクラブも関心に留まっているのが現状。
しかし、チェルシー移籍濃厚から一転して、トッテナム・ホットスパー加入間近のオランダ代表MFシャビ・シモンズの代役として、RBライプツィヒが本格的に動き出したと、イギリス人ジャーナリストのポール・ジョイス氏が伝えた。
「RBライプツィヒが、シャビ・シモンズの後釜として、リバプールのハーヴェイ・エリオットに接触した。」
「シャビ・シモンズがトッテナム・ホットスパーへ移籍する動きを見せる中、エリオットはブンデスリーガのクラブに興味を持っている。現時点ではまだ正式なオファーは提出されていない。」
「また、コスタス・ツィミカスのASローマへの期限付き移籍も間近に迫っている。」
RB Leipzig have made direct contact with Liverpool over Harvey Elliott as they line up a replacement for Xavi Simons.
— paul joyce (@_pauljoyce) August 29, 2025
Simons is poised to join Tottenham Hotspur with Elliott now interesting the Bundesliga side. No bid has been submitted as yet.
Kostas Tsimikas is closing in on a…
イングランドU-21代表では好調を継続し、チーム内でも主力のエリオットだけに、イングランド代表への招集を夢に見ている。しかし、そのためには毎週のようにプレーしたうえで、好パフォーマンスを披露しなければならない。
アンフィールドでは十分なプレー時間の担保が難しく、短い時間でのプレーは限定的となる。トーマス・トゥヘル監督へのアピールにも不十分で、選手の心情としてはブンデスリーガで新たなチャレンジに歩むのが理想的。
はたして、移籍市場の期日が迫る中、元フラムのイングランドU-21代表ミッドフィルダーは、このままリバプールに残るのか、もしくはドイツに新天地を求めるのか…?
