今夏の移籍市場を通じて、常に話題の中心であったスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクのリバプール行き。選手は強硬手段に出て、2度とニューカッスルでプレーすることはないとクラブ側に伝えるも、後継者確保に手こずっていたこともあって、移籍期限ギリギリまで長引いた。
そして、ニューカッスルはついに新たなエース候補となるドイツ代表FWニック・ウォルトメイドを獲得したことで、動きが加速。リバプールは1億3000万ポンドとも言われる移籍金を準備していると報じられており、イングランド北部のクラブの許可を待っている。
イギリスメディア『『The Athletic』』デイビット・オーンスタイン氏はイサクを巡る最新情報を伝え、リバプール移籍に向けた現実味が増しつつあると認めた。一方で、まだやるべきことは多く残っており、現在のクラブに残留する可能性も未だに残させているとも口にした。
「ますます(イサクの行き先が)リバプールのように見えるが、実現するためにはまだ多くのことが起こる必要がある。」
「ニューカッスル残留の可能性も排除できないが、セント・ジェームズ・パークでさえ、リバプール移籍が実現するという期待が高まっていると思う。」
TNT Sport
ニューカッスルはウォルトメイド獲得後も新たなフォワードを物色している。フリートランスファーで退団したカラム・ウィルソンの代役として、ブレントフォードFWヨアネ・ウィサを筆頭に、獲得に近づているが、最終合意まで辿り着けていない。
エディ・ハウ監督としては、前線の2枚が確定するまではGOサインを出さないとも言われる中、チーム内の不満分子を留めておくことのデメリットも加味しなければならない。
はたして、リバプールは夢のターゲットであるアレクサンデル・イサク獲得を成功させることはできるのか…?
