ジャレル・クアンサーの退団で空いた穴を、イタリア代表に初選出された18歳DFジョヴァンニ・レオーニで埋めたリバプール。それでもセンターバックの強化に向けて動いており、クリスタル・パレスとの契約が1年を切ったイングランド代表DFマルク・グエイを狙い続けている。
来夏にはフリートランスファーとなり、クラブのキャプテンは契約更新しない意思を固めているため、もし残留した場合には移籍金なしでの退団が濃厚。リバプールもその事実を認識しており、今夏に獲得するにしても、大金を投じるつもりは毛頭ない。
海外メディア『The Athletic』デイビット・オーンスタイン氏は、現時点での情報として、今後24時間が重要になると伝えた。また、クラブ間合意に至れば、25歳のセンターバックはアンフィールド行きを決断するだろうとも付け加えた。
「私の情報によると、マルク・グエイの状況は、この24時間が極めて重要になる。」
「リバプールは彼に関心を持っており、クリスタル・パレスとすでに何度か交渉している。クリスタル・パレスは大きな決断を迫られている。今売却するか、それとも来年の夏にフリーで失うリスクを冒すかだ。もし残留させれば、この1年間は戦力として恩恵を得られる。」
「おそらく、今後数日でクラブがどのような選手を獲得できるかにかかってくる。グエイ自身の視点からすれば、もしクラブ間で合意に達すれば、彼は移籍するだろう。」
TNT Sports
リバプールも将来に向けたセンターバック陣の刷新は避けられない。オランダ代表でもキャプテンを務めるフィルジル・ファンダイクもすでに34歳。さらに、イブラヒマ・コナテも契約問題に揺れており、レアル・マドリード行きも噂されている。
そうした背景もあって、リバプールは最終ラインを統率できるグエイに注目。はたして、リバプールはアレクサンデル・イサクと一緒に、イングランド代表のディフェンダーもチームに迎え入れることになるのだろうか…？