アルネ・スロット監督が就任して、2シーズン目のリバプールは大型補強を敢行し、チームは大幅に入れ替わっている。フロリアン・ヴィルツやウーゴ・エキティケら次々に選手を獲得する一方で、人員整理も進めている。
クィービーン・ケレハーやジャレル・クアンサー、ベン・ドークらアンフィールドでは出番に恵まれない選手に加えて、ダルウィン・ヌニェスやルイス・ディアスら主力組まで多くの選手が売却され、ユルゲン・クロップ色が一気に薄まった。
移籍期限が残り少なくなる中、リバプールはさらなる補強に目を向けており、アレクサンデル・イサクやマルク・グエイ獲得に奔走している。そして、その裏では放出もまだありそうで、イングランド代表復帰を狙う28歳DFジョー・ゴメスにはACミランやクリスタル・パレスも関心を示す。
移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)は、ゴメスとACミランを巡る動きに進展があったことを共有し、完全移籍による正式オファーを提示したと伝えた。退団の条件は、リバプールがパレスからイングランド代表を引き抜けるかどうかにかかっているとも報じた。
「ACミランが、リバプールDFジョー・ゴメス獲得に向け、正式なオファーを提出した。現在、両クラブ間で交渉が進行中。」
「ミランの提案は完全移籍での獲得であり、クラブ間で条件について話し合われている。」
「ゴメスは、マルク・グエイが加入した場合に限り、退団が許可される見込みだ。」
🚨🔴⚫️ AC Milan send official bid to Liverpool for Joe Gomez, negotiations underway.
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) August 31, 2025
Understand it’s permanent transfer proposal with clubs discussing terms.
Joe Gomez will be allowed to leave if Marc Guehi joins #LFC. pic.twitter.com/6cTooZP8Kn
右サイドバックや左サイドバックでもプレーできるゴメスだけに、リバプールが退団を容認するのは意外と言える。コナー・ブラッドリーは負傷癖が抜けきれず、アンディ・ロバートソンも年齢による衰えを感じる中、28歳のディフェンダーは貴重な戦力になるはずだった。
ゴメスもまた頻繁に怪我をするタイプのプレーヤーだが、そもそもプレー時間が限られた中であれば、活躍できる可能性もある。また、単純に選手層が薄くなってしまう嫌いもある。
はたして、リバプールはグエイを獲得した場合、チームの最古参を売却するのだろうか…?
