リバプールが夢のターゲットであるスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサク獲得に向けて、やっとの思いでニューカッスル・ユナイテッドと合意に達した。
海外メディア『The Athletic』によると、ニューカッスルには連帯貢献金(Solidarity Payments)として1億3000万ポンドが支払われる一方、リバプールが支払う移籍金は1億2500万ポンドとなるようだ。
イサクは月曜日にメディカルチェックを受け、移籍を完了させる予定。移籍期限を目の前にして、アンフィールド行きが急速に加速している。
この夏を通じて、ニューカッスルのトップチームでのプレーを拒んでいた25歳の点取り屋は、クラブ側が約束を破ったとの声明文を投稿。プレシーズンのみならず、これまでのプレミアリーグの試合に出場しておらず、リバプール移籍の意思を固めていた。
ニューカッスルは経営陣も含めて、残留の説得を試みていたものの、選手側の気持ちは変わらず。レッズの最初のオファー、1億1000万ポンドの提示額は速攻で拒否されていたが、イサクの頑な意思と、シュトゥットガルトからドイツ代表FWニック・ウォルトメイドを迎えたことで態度が軟化。
また、移籍市場の最終盤でウルブスFWヨルゲン・ストランド・ラーセンやブレントフォードFWヨアネ・ウィサらにも動きを見せており、ウィサに関してはニューカッスル行きを実現するために自身のSNSに声明を投稿していた。
アルネ・スロット監督にとっては、大型補強を締めくくるに適切な人材。イングランドではこれまで109試合で62ゴール11アシストを記録しており、リバプールの最前線で数多くの得点やアシストが期待される。
リバプールにとって夢のターゲットであるスウェーデン代表のストライカーが、クラブ公式で正式に発表されるまで刻一刻と迫っている。
