大型補強を遂行したリバプールは、ニューカッスル・ユナイテッドFWアレクサンデル・イサクとともに、クリスタル・パレスのイングランド代表DFマルク・グエイ獲得も目の前まで迫っていたが、土壇場でパレスが移籍を阻止したことでアンフィールド行きはなくなった。
オリバー・グラスナー監督は当初からキャプテンの退団に否定的で、移籍金を得たい会長とのせめぎ合いが繰り広げられていた。グエイ本人はリバプール移籍を熱望しており、今回のクラブの判断に不満を示しているとも報じられている。
イギリス紙『The Times』によると、25歳のセンターバックは2026年6月まで迫る契約を更新するつもりはなく、フリートランスファーでの退団を視野に入れているようだ。そして、来夏まで待って、移籍金なしでリバプールに移る可能性を仄めかした。
「マルク・グエイは、クリスタル・パレスからの新契約のオファーを拒否する見込み。彼は来夏に契約が切れるタイミングで、フリーエージェントとして退団することを計画している。」
「グエイは、プレミアリーグ王者のリバプールと5年契約で合意しており、移籍期限の最終日にはロンドンにあるリバプールのオフィスで待機していた。彼は来年1月には海外のクラブと事前契約を結ぶことができる。あるいは、来夏まで待って、アンフィールドへの移籍を完了させる可能性がある。」
オランダ代表DFフィルジル・ファンダイクの後継者と目されるイングランド代表のディフェンダーは、チームにとっての即戦力で、イブラヒマ・コナテやジョヴァンニ・レオーニ、ジョー・ゴメスらとのローテーション起用が見込まれていた。
今夏には願わなかったリバプール行きだが、来年の夏にアンフィールドでのプレーを手にするのだろうか…?
