この夏を通じて、リバプール移籍を求めて強硬姿勢を貫いていたスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクは、移籍期限ギリギリでアンフィールド行きを手に入れた。代表戦があり、まだチーム練習に合流していないが、これまでの活躍から期待値は高い。
昨シーズンには42試合で27ゴール6アシストを記録し、プレミアリーグでも実績十分。今季はプレシーズンに帯同せず、個人での練習が続いていたことからコンディションが不安視されるものの、すぐに感覚を取り戻せるだろうが、アルネ・スロット監督の戦術への適応も待ち受けている。
いずれにしても、モハメド・サラーの後任として、最大の得点源になることが期待されるスウェーデン人ストライカーだが、同国代表でチームメイトのニューカッスルDFエミル・クラフトは、エースのリバプール移籍でロッカールームが沈んでいるとの報道を完全否定した。
「多くがアレックス(・イサク)の残留を望んでいたが、サッカーがどういうものかは理解している。」
「彼の今後の成功を祈っているよ。僕にとって、アレックスはただのサッカー選手ではなく、親しい友人でもあるからね。」
「メディアは、ロッカールームが分裂すると書いていた。それは全くの嘘だ。サッカー選手はサッカー選手を理解しているし、僕たちは彼の幸運を願うことしかできない。」
「アンソニー(・エランガ)が言ったように、とても落ち着いていた。誰も何も言ったりしたりしなかった。全くのデマだ。彼とクラブの状況は理解できる。もちろん、クラブは彼を引き留めたかっただろう。彼は信じられないほど優れたサッカー選手だからね。」
Sportbladet
