リバプールとの契約が2026年6月までと迫っているフランス代表DFイブラヒマ・コナテ。更新に向けた交渉が続いているものの、現時点では合意に至っておらず、本人がレアル・マドリード行きを希望しているとの報道も流れている。
ファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)は、リバプールとコナテを巡る話し合いについて内情を明かし、昨年12月や今年1月頃に入ってから風向きが変わったようだ。また、レアル・マドリードが移籍金なしで獲得を狙っているのは事実であるとも述べた。
「リバプールとイブラヒマ・コナテとの間で、新契約に関する話し合いは続いているものの、現時点では合意に至っていない。」
「交渉は決して簡単なものではなく、昨年10月から11月にかけては、いくつかの最終条項を残すのみで、口頭では契約延長にかなり近づいていた。しかし、12月と1月を境に状況は一変。再び話し合いがなされたが、合意には至らず、この9ヶ月間は両者間で進展がないままとなっている。」
「レアル・マドリードの関心については、コナテが彼らの獲得リストに載っていることは確かだ。彼らが好む選手のひとりで、2026年には獲得したいと考えている選手のひとりであることも間違いない。」
「しかし、これはコナテがリバプールとの契約を延長しない場合にのみ実現するだろう。」
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圧倒的なフィジカルやアスリート能力で、鉄壁のディフェンスラインのひとりとして活躍するフランス人センターバック。アルネ・スロット監督に代わってからは、以前よりも前線に絡むシーンも増え、ペナルティエリア内に見事なパスを出す場面もあった。
フィルジル・ファンダイクの年齢も踏まえると、来夏にも獲得が予想されるマルク・グエイとともに、最終ラインの主力として活躍してもらいたいが、スペインでプレーしたいのであれば、それはそれで仕方ない。
トレント・アレクサンダー=アーノルドほど時間を待つつもりもないリバプールは、コナテに対して決断を迫ることになる。はたして、フランス代表DFは来季どこでプレーすることになるのだろうか…?
