昨シーズン、アルネ・スロット監督の初年度において、50試合で17ゴール8アシストを挙げたコロンビア代表FWルイス・ディアス。2年目も主力を任されるはずだったが、選手本人が移籍を希望したことで、バイエルン・ミュンヘンに新天地を求めた。
当初はバルセロナが筆頭の移籍先だったものの、財政難やメンバー登録に苦しむクラブだけに、高額な移籍金が必要だったディアス獲得は夢のまた夢。最終的にはブンデスリーガ王者に加わると、国内リーグで3戦連続でゴールを沈め、スタメンに定着している。
チャンピオンズリーグ初戦のチェルシー戦で白星を手にした後、28歳のウィンガーはこの夏の移籍劇の舞台裏を明かした。バルセロナや他のクラブと交渉があった事実を認めつつも、客観的に判断したと告白した。
「コロンビアの人たちはいつも僕を応援してくれる。今日、代表の旗と僕のユニフォームを見かけて、そのすべてのサポートにとても感謝しているよ。」
「この偉大なクラブにいられて、本当に嬉しい。」
「(バルセロナとは)何度か話し合いがあった。移籍市場では、常に複数のチームと交渉があるものだからね。それがマーケットを動かすが、今回の決断についてはとても落ち着いている。僕は自分の将来に何が待ち受けているかについて、客観的に判断した。そして重要なのは、僕が偉大なクラブに加わるということだ。」
「ここは素晴らしいチームで、素晴らしい家族だ。だから、何も言うことはない。ただ、自分のすべてを捧げるだけだ。」
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