レオーニACL断裂で1月補強計画に変化…リバプールが今冬、マルク・グエイ獲得に動く可能性?

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マルク・グエイはクリスタル・パレスからの新契約を拒否へ!来夏にフリーでリバプール移籍も? 移籍

9月1日の移籍期限日、アンフィールドにはグエイの移籍完了を待つファンたちの歓声が響くはずだった。リバプールはクリスタル・パレスとマルク・グエイの移籍について3500万ポンドで合意に達し、メディカルチェックを残すのみとなっていた。

しかし、パレス側の代替選手確保の失敗により、この大型移籍は土壇場で破綻した。あれから3週間が経過した今、ジョヴァンニ・レオーニの前十字靭帯断裂というまさかの事態が、この物語に新たな章を開こうとしている。

アルネ・スロット監督の頭を悩ませる問題は単純明快。現在プレミアリーグ首位を快走するリバプールにとって、センターバックの層の薄さは隠しようのないアキレス腱となっている。18歳のレオーニが今シーズン残りを棒に振る重傷を負った今、グエイ獲得は贅沢品から必需品へと変わった。

イギリスメディア『Sky Sports』の報道によると、リバプールはふたたびグエイへのアプローチを計画しており、今夏よりも大幅に安い価格での合意を目指している。

パレス側の立場が弱くなっていることを踏まえれば、この戦略は理にかなっている。グエイの契約は来夏に満了を迎え、1月からは海外クラブとプレ契約の交渉が可能になるからだ。

イングランド代表の中核を担う25歳のセンターバックにとって、ビッグクラブでの挑戦は長年の夢だった。パレスでは不動のキャプテンとして君臨し、チームの精神的支柱としての役割を果たしている。タイトル争いに参加し、チャンピオンズリーグの舞台で輝きたいという野心は失っていない。

破談後のグエイのパフォーマンスは、プロ意識の高さを示すかのように、彼はピッチ上での集中力を保ち続けている。アストン・ヴィラ戦での勝利をキャプテンとして導いた姿は、移籍騒動に動じない強いメンタリティを証明した。この姿勢こそが、スロット監督が彼を欲する理由の一つかもしれない。

一方で、パレス側の立場も微妙だ。グエイを失えば守備の要を欠くことになるが、来夏にフリーで失うリスクを考えれば、冬の売却も現実的な選択肢となり得る。そして、リバプールにとってもライバルの多いフリートランスファーではなく、移籍金を支払うことで競争相手を出し抜けるメリットがある。

プレミアリーグでの経験だけではなく、国際舞台での経験も豊富。最終ラインを統率する能力も長け、オランダ代表DFフィルジル・ファンダイクの負担軽減に加えて、長期的な後継者として申し分ない。

はたして、リバプールはレオーニを失った今、来季以降の戦力を鑑みて、この冬にクリスタル・パレスにオファーを提出するのだろうか…?

移籍
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