プロ契約直後の若き才能リオ・ングモハを巡り、リバプールとレアル・マドリードの綱引き

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経験豊富な28歳の選手のようなフィニッシュ...アラン・シアラーが、リバプールの16歳FWリオ・ングモハのゴールを大絶賛! 移籍

2025年8月、ニューカッスル戦での劇的な決勝弾は、リバプールの歴史を塗り替えた。16歳361日でのゴールはクラブ史上最年少記録であり、プレミアリーグ全体でも歴代4番目の若さでの得点だった。

リオ・ングモハは一夜にしてアンフィールドの新たな象徴となり、その名はヨーロッパ中に響き渡った。だが、その輝きはすぐにスペインの巨人を呼び寄せる。レアル・マドリードが彼の動向を本格的に追い始めたと、イギリスメディア『TeamTalk』が報じた。

ングモハは2024年にチェルシーからリバプールへ加入。アカデミーでの圧倒的なパフォーマンスを経て、2025年夏のプレシーズンでトップチームに抜擢され、2ゴール2アシストを記録。アルネ・スロット監督の信頼を勝ち取り、公式戦デビューを果たした。ニューカッスル戦での決勝弾は、彼がすでに試合を決定づける存在であることを鮮明に示した。

そして9月25日、17歳の誕生日を迎えると同時にリバプールと初のプロ契約を締結。契約期間は2028年までで、現行ルールで可能な最長の3年契約を結んだ。この迅速な契約は、クラブが彼を未来の中核として据えている証拠であり、過去にトレント・アレクサンダー=アーノルドを失った苦い経験を繰り返さないための布石とも言える。

一方で、レアル・マドリードはングモハを次世代のタレントとして高く評価している。フロレンティーノ・ペレス会長はすでにスカウト陣に継続的な視察を指示しており、来夏にも動きを見せる可能性があると報じられているそうだ。ジュード・ベリンガムやエンドリッキといった若手を確保しており、ングモハもその系譜に加えたい意図が透けて見える。

リバプールにとっては、契約延長によって一定の安心感はあるものの、レアルの資金力とブランド力は常に脅威だ。イブラヒマ・コナテにも注目しているとの報じられる中で、未来のクラブの象徴とも言えるングモハへの関心は是が非でも弾き返したいところ。

実際に、17歳の左ウィンガーの成長を妨げないためにも、この夏に左ウィンガーを獲得しなかったとも言われており、オランダ人指揮官やコーチ陣からの信頼は厚く、そのポテンシャルは非凡だ。

いますぐどうこうなる案件ではないが、ングモハがアンフィールドで覚醒し、チームを勝たせる選手になれた暁には、レアル・マドリードだけではなく、他のメガクラブが関心を示すのは当たり前で、リバプールからすれば長期契約でその価値を落とさずにいきたい。

はたして、リオ・ングモハはリバプールの地で記録にも、記憶にも残るウィンガーとして地位を確立できるだろうか…?

移籍
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