不調リバプールの唯一の光、ドミニク・ソボスライにレアル・マドリードの魔の手が狭る!?

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不調リバプールの唯一の光、ドミニク・ソボスライにレアル・マドリードの魔の手が狭る!? 移籍

昨シーズンはユルゲン・クロップ前監督から引き継いだチームで、就任初年度からプレミアリーグ制覇という偉業を成し遂げたアルネ・スロット監督だが、今季は一転苦しんでいる。この夏には大型補強を敢行したものの、新戦力がことごとくハマっておらず、先日のノッティンガム・フォレスト戦でも兆しの見えない敗戦を喫した。

アンフィールドで1点も奪えず、3失点の負けにはスロット解任論も浮上。クラブ首脳陣はオランダ人指揮官に信頼を置きており、今すぐに変えるわけもないが、このままの調子が続けば暫定監督が誕生する可能性も否定できない。

苦悩が続くチームにおいて、輝きを放つ数少ない選手のひとりが、ハンガリー代表MFドミニク・ソボスライ。慣れない右サイドバックとしても好パフォーマンスを披露しており、自慢の運動量やクリエイティビティ、周囲との連携、そしてゴールやアシストとスタメンを外せない選手となっている。

しかし、不穏な空気が漂ってきた。スペインメディア『El Chiringuito』によると、25歳の攻撃的MFはフロレンティーノ・ペレス会長のハイプライオリティ・ターゲットに据えられており、レアル・マドリードから熱烈な関心が届いているようだ。

レアル・マドリードがソボスライをトップターゲットに据える背景には、中盤の世代交代という避けられない現実がある。ルカ・モドリッチとトニ・クロースという稀代のゲームメーカーたちが築き上げた黄金時代の復権を懸けて、中盤に運動量をもたらせるソボスライに白羽の矢が立っている。

モドリッチの持つ優雅なボールコントロールと、クロースの正確無比なパスレンジに加え、現代のインサイドハーフに必須の爆発的な運動量を融合。右インサイドハーフやトップ下など様々なポジションもこなせるのは魅力的。

今シーズン、彼のプログレッシブ・パスの総距離は、リバプールの中盤で群を抜いており、攻撃のテンポと方向性を決定づける役割を担っている。さらに、彼のペナルティエリア内への侵入回数は、純粋なミッドフィールダーとしては異例の高さと言える。

とはいえ、ジュード・ベリンガムやアルダ・ギュレル、フェデリコ バルベルデ、エドゥアルド・カマヴィンガ、オーレリアン・チュアメニらが在籍しており、中盤の強化は喫緊の課題とは言えず、ソボスライへの関心も噂程度のものだろう。

リバプールももちろん主力MFを売却するわけもなく、新たな契約を準備しているとの報道も出回っている。スロット監督にとっても不調なチームの数少ない光を手放すのは愚策であり、どのような手を使っても、ましてマドリードに放出するのは現実的ではない。

はたして、ドミニク・ソボスライは今後もアンフィールドでの戦いを続けるのか、もしくは奇跡的にスペインに向かうことになるのだろうか…?

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