アンフィールドの補強部門が、ふたたび欧州のフットボール界に衝撃を与える動きを見せている。ターゲットは、デンマークのミッティランに所属する21歳のストライカー、フランクリーノ・ジューだ。
このギニアビサウ代表FWを巡る争奪戦は、すでにバイエルン・ミュンヘンやボルシア・ドルトムントといった欧州の巨人を巻き込み、激しさを増している。ドイツ人ジャーナリストのクリスティアン・フォルク氏がリバプールの非常に強い関心を報じたことで、この移籍話は一気に現実味を帯びている。
2025-26シーズン、ミッティランで公式戦28試合に出場し、21ゴール3アシストという驚異的な数字を叩き出している。特にデンマークのスーペルリーガでは、17試合で16ゴールを挙げ、得点ランキングのトップを独走する爆発力を見せつけた。
フランクリーノ・ジューのプレーは、現代のプレミアリーグで成功するために必要な要素を高次元で兼ね備えている。瞬時の加速力と、ゴール前での冷徹なまでの決定力はイングランドの舞台でも遺憾無く発揮されるかもしれない。
ただのスピードスターではない。相手ディフェンスラインの裏のわずかなスペースを見つけ出し、そこに電光石火のタイミングで走り込む戦術眼を持つ。そして、シュートレンジに入れば、左右両足から放たれる強烈かつ正確なフィニッシュで、GKに反応する暇を与えない。
得点パターンも多様で、ペナルティエリア内での一瞬の閃きによるゴールもあれば、カウンターアタックのフィニッシャーとしての役割も完璧にこなす。豊富な運動量と守備への貢献意識もまた高いインテンシティ環境では重要な能力となる。
長らくリバプールの攻撃陣を牽引してきたモハメド・サラーは最近ベンチに座ることが増えた。スロット監督との関係悪化も報じられたが、話し合いの末事態は落ち着いた。しかし、サウジアラビアやアメリカからの強烈な関心があり、余談を許さない状況は続く。
また、この夏に大型補強の一環として獲得したスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクがまだ万全のコンディションになっておらず、前節のトッテナム・ホットスパー戦で負傷してしまい、ある程度の期間離脱してします。
ウーゴ・エキティケが好調を維持しているものの、最前線の枚数が足りないのは事実。フランクリーノ・ジューが加われば、イサクやエキティケとは異なるプレーを提供でき、将来的には爆発的なスピードを活かしてワイドのポジションでも活躍が見込める。
ただし、ジューの移籍交渉は複雑。膝の手術を行なったことによって、来年の3月頃まで戦線に戻れない予想。長期離脱している選手を穴埋めに据えるのは無理があり、イサクとエキティケの2枚看板を確保している現状からリバプールが獲得に乗り出す可能性はほぼゼロだ。
それでも、デンマークでさらなる成績を残せれば、十分にプレミアリーグ挑戦も射程距離。とはいえ、いきなりアンフィールドは飛躍しすぎかもしれないが、はたして…!?
