冬の移籍市場が近づくたびに、メディアの喧騒は25歳のディフェンダーの名前で埋め尽くされる。クリスタル・パレスの主将であり、スリー・ライオンズの守備の要としての地位を固めたマルク・グエイの周辺が、かつてないほどに騒がしい。
過去にはチェルシーのアカデミーで育ち、スウォンジー・シティでの修行を経て、セルハースト・パークでその才能を完全に開花させたセンターバックは、今や欧州トップレベルのクラブが渇望する現代型センターバックとなった。
この夏の移籍市場において、リバプール移籍が直前に迫りつつも、ギリギリのタイミングでパレス側が後釜を確保できないことで破談となった。それでも、文句を言わずに、パレスのキャプテンという重積を担い続けている。
この冬の移籍市場では、リバプールがフリートランスファーでの争奪戦を避けるために、移籍金を支払って獲得するのではとの噂が飛び交う中、レアル・マドリードらスペイン勢、インテル・ミラノらイタリア勢ら各国の強豪クラブが動向を追い続けている。
英『BBC』サミ・モクベル氏は、『Football Focus』でイングランド代表DFの去就について言及すると、この冬に退団することはない可能性が高いことを主張しつつも、精神力の高さがリバプール以外のクラブが熱視線を送る結果に繋がったと述べた。
「現時点での私の理解では、契約が満了する今シーズン終了までパレスに留まる可能性が高く、またそうなることが予想される。」
「夏なれば彼には非常に多くの選択肢がある。レアル・マドリード、バルセロナ、バイエルン・ミュンヘン、アトレティコ・マドリード、インテル…ここ数週間で、これらすべてのクラブが程度の差こそあれ、グエイへの関心を示している。そしてシーズン終了が近づけば、リバプールやマンチェスター・シティもふたたび争奪戦に加わってくる。」
「そこで退団する。去ることは間違いない。ただ、その状況は夏まで続き、彼は自分で行き先のクラブを自由に選べるようになると見ている。」
「毎週のように安定したパフォーマンスを見せている。リバプール移籍が破談になった際、彼が見せた振る舞いを見て、多くのクラブが獲得に名乗りを上げるようになった。どのクラブも求めている人格でありキャラクターだ。今シーズン、自らの価値を証明するために素晴らしい働きをしている。」
「はっきり言って、彼はリバプールへの加入を望んでいた。それは紛れもない事実。しかし、彼はその件を過去のこととして切り替え、ここまで見事なシーズンを過ごしている。」
リバプールにとっては、34歳のオランダ代表DFフィルジル・ファンダイクの後継者として是が非でも欲しい人材。最終ラインを統率できるリーダーシップであり、ホームグロウンを持つ25歳のセンターバックは理想的なターゲットと言える。
はたして、リバプールは2025年の夏に獲得に近づいた利点を活かし、未来のディフェンスリーダーを確保なるのか…?
